音楽記述文法EMGによる楽曲受理処理系の試作(セッション7 : モデルと文法)
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概要
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我々は,楽曲情報を「文法」にて表現することを目的に,音楽記述文法EMG(Extended Music Grammar)を提案した.EMGは,自然言語に用いられる生成言語理論を元にし,繰り返し構造および音符列間の関係など,音楽特有の構造を表現できるように設計された文法である.これを用いて与えられた楽曲が文法を充足するかどうかを調べるのが受理処理である.受理処理はすなわち楽曲解析であり,これを用いることにより楽曲の構造を把握することができる.この処理は,我々が目指している音楽知識獲得の他,各種の応用系にも使用でき,重要なものである.今回の報告では,前回報告からの改良点を含めたEMGの概要を述べるとともに,試作したEMGによる楽曲受理処理系(楽曲解析)の処理手法などについて述べる.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 2002-10-25
著者
-
小谷 善行
東京農工大学共生科学技術研究院先端情報科学部門
-
乾 伸雄
東京農工大学 共生科学技術研究部 システム情報科学部門
-
乾 伸雄
東京農工大学
-
池田 剛
東京農工大学・工学部・情報コミュニケーション工学科
-
池田 剛
東京農工大学 工学教育部 情報コミュニケーション工学専攻
-
乾 信雄
東京農工大学大学院共生科学技術研究部
-
小谷 善行
東京農工大
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