部分局面のパターンマッチによる候補手選択
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概要
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本研究は広い探索空間を持つ二人完全情報零和ゲームの前向き枝刈りを用いた探索において、良質の候補手を生成することを目的とする。本研究では特に将棋を題材に取り上げた。将棋は先に進むに従って可能な指し手の数が増加し、探索空間が非常に広くなる。したがってすべての可能な指し手を探索の候補に持つことは現在のコンピュータの能力では非現実的であり、候補手を絞る前向き枝刈りの手法を用いる必要がある。前向き枝刈りを用いた探索において、前向き枝刈りによって絞られた候補手の中に良い手が含まれているかどうかということは大変重要である。なぜなら候補手の善悪はそのまま指し手の善悪につながるからである。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
著者
-
小谷 善行
東京農工大学共生科学技術研究院先端情報科学部門
-
小谷 善行
東京農工大
-
久保田 聡
東京農工大学工学部電子情報工学科
-
飯田 弘之
東京農工大学 工学部 電子情報工学科
-
細江 正樹
東京農工大学工学部電子情報工学科
-
瀬野 訓啓
東京農工大学 工学部 数理情報工学科
-
瀬野 訓啓
東京農工大学 工学部 電子情報工学科
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