曲の構造情報から表情付けを行う自動演奏

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概要

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計算機で音楽を自動演奏させる研究はいろいろと行われてきた。その結果、数多くの自動演奏用ソフトウェアが市販されている。しかし、それらのソフトウェアで人間が行うような表情豊かな演奏をさせるためには、楽譜情報だけでは不十分で、多くの演奏パラメータを入力しなければならず、大変な労力を必要とする。本研究は、楽譜情報のほかに、曲がどのような構造から成り立っているかという、「構造情報」を与えることにより、人間のように速度変化や強弱の付いた表情豊かな演奏をさせることを目的とする。また、なめらかな演奏をさせるために、個々の音が弾かれる長さにも注目した。
一般社団法人情報処理学会の論文
1992-02-24

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