単語の結束度と文の表層情報を組み合わせたテキストセグメンテーション(セグメンテーション・要約)

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概要

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文章を意味的なまとまり(セグメント)に分割することは、段落や章立てなどの整形がされていないテキストを見やすく整形する場合や、文書要約をする際の一つの手がかりとなる。従来のテキストセグメンテーションの手法の一つに、単語の結束度を用いた手法がある。この手法は、テキスト中の単語の出現頻度に基づいたロバストな手法ではあるが、それだけでは正しい境界の近くを推定することはできても、正確な境界の位置を推定することは困難であった。そこで本研究では、文の表層情報から分類学習を行う手法と単語の結束度による手法と組み合わせることによって、正確なセグメントの境界を推定することを試みた。その結果、単語の結束度の結果に比べて20〜30%程度精度が向上した。
社団法人情報処理学会の論文
2004-07-15

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