個人モデル構築による複雑環境下での実時間ジェスチャ認識

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概要

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本論文は、インタラクティブシステムに利用するための実時間ジェスチャ認識手法について述べる。本手法は、様々に変化しうる実環境下においてロバストにジェスチャを認識するために、個々のユーザごとに認識処理の直前にそのユーザ用のジェスチャモデルを作成し、その個人モデルを用いてジェスチャ認識を行なう。個人ジェスチャモデルは、システムがユーザとのインタラクションを行なうことで様々な環境下においてもロバストに作成される。ここで用いているジェスチャモデルには、テンプレートマッチングの手法を動画像データの認識のために改良したジェスチャテンプレートモデルというものを用いており、実時間でもモデル作成およびジェスチャ認識が行なえる。我々は本手法を利用した実時間インタラクティブシステム-ジェスチャゲームシステム-を構築して、本手法の有効性を確認した。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-09-17

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