階層的パラメトリック固有空間法を用いたパラメータ誘導 (<特集>画像の認識・理解論文特集)

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概要

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アピアランスペースの画像識別及びパラメータ推定の代表的方法としてパラメトリック固有空間法があるが,パラメータ数の増加に伴い,学習すべきデータ数が大量に必要となり,固有空間作成時の計算量が著しく増加する問題があった.また,パラメータごとに画像上での現れ方が大きく違うため,サンプリングの区間や間隔の考慮が必要となり,更に用いる次元数の選択もより困難となるという問題もある.これらの問題に対し本研究では,物体の見かけ画像から現状態を推定,目標状態へ導くパラメータ誘導の問題をタスクに,多数のパラメータ問題を扱える,階層的パラメトリック固有空間法を提案する.また,シミュレーションデータ並びに実データを用い,本手法の有効性を評価した結果を示す.
社団法人電子情報通信学会の論文
2001-08-01

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