多数カメラによる複数人物の位置・姿勢推定手法の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
多視点情報を利用した人物の動き推定手法について述べる。画像処理を用いた人物追跡では、撮影方向の違いによって生じる自己オクルージョンと他の人物によるオクルージョンが問題となるが、ここでは多視点情報を利用し、情報の獲得に最適な単数または複数の視点を選択することでこれらの問題を低減することを考える。本システムでは人物の動き推定の問題を3つの処理 (位置推定・姿勢推定・裏表判別) に分割し、各処理ごとに異なる基準を設けて選択した視点の画像により推定処理を行う。本報告では、各処理における視点選択方法とその関連性について述べる。また、本手法に基づいたシステムを構築し、実験により手法の有効性を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-01-22
著者
-
大谷 淳
Atr知能映像通信研究所
-
大谷 淳
Atr知能映像通信研究所:(現)早稲田大学国際情報通信研究センター
-
内海 章
ATR知能映像通信研究所
-
谷内田 正彦
大阪大学大学院基礎工学研究科
-
森 大樹
大阪大学大学院 基礎工学研究科
-
森 大樹
Atr知能映像通信研究所 : 大阪大学大学院基礎工学研究科:(現)nttサイバースペース研究所
-
大谷 淳
(株)atr通信システム研究所
-
内海 章
Atr知能ロボティクス研究所
関連論文
- 非同期多視点画像による人物追跡システムの構築
- アート・ベース・レンダリングにおける視覚的グルーピングと構図制御
- 高速度カメラを用いた顔面表情の動的変化に関する分析
- 人物像の実時間認識・生成 : 仮想シーンを介したコミュニケーションの実現を目指して (豊かなヒューマンコミュニケーションのための顔とジェスチャの認識・合成技術特集号)
- 高速度カメラを用いた顔面動作の分析
- ニューラルネットワークによる実時間人物姿勢推定法に関する一考察
- 非同期多視点画像を用いた複数人物追跡の安定化
- 眉間の検出・追跡による頷きと首振りのリアルタイム検出
- アクティブカメラによる視線追跡・自動Lip Reading
- D-12-39 表情推定のための顔の眉間位置検出法の検討