軸対称性拘束を持つ動的輪郭モデルを用いた顔輪郭自動抽出
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概要
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近年コンピュータとネットワークの発展において, コンピュータと人間との間のインターフェイスの重要性が増し, 従来のキーボードやマウスによるものから, より自然な形態を追求したインターフェースが望まれるようになってきた。そして顔やジェスチャの認識は, これからの新しいヒューマンインターフェイスのための基本要素技術と言える。顔認識の課題の一つに, 如何に安定に正しく滑らかな顔領域を抽出できるかという顔輪郭形状の自動抽出がある。滑らかな輪郭形状を抽出する有効な手法にKassらにより提案された動的輪郭モデル(Snakes)がある。本研究においては, Cohenらにより拡張されたモデルを用い, 全体形状の拘束として顔輪郭の一般特徴である左右対称性を利用したエネルギー項の設定を行う。以下, 提案する顔輪郭抽出のための動的輪郭モデル, 実顔画像データに対する評価実験結果について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
-
谷内田 正彦
大阪大学大学院基礎工学研究科
-
横山 太郎
大阪大学大学院基礎工学研究科システム人間系専攻
-
呉 海元
京都工芸繊維大学
-
八木 康史
大阪大学大学院基礎工学研究科
-
八木 康史
大阪大学大学院基礎工学研究科システム人間系専攻システム科学分野
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