Wireless 1394において符号化レート制御とコピーデータ送信を併用した動画像通信方式

元データ 2003-03-01 社団法人電子情報通信学会

概要

本論文では,無線家庭内ネットワークのインタフェースであるWireless 1394のIsochronous転送において,伝送誤りによる動画像品質の劣化を低減させるために,チヤネル状態が悪化した場合に動画像符号化レートを下げて画像データ量を削減し,空いた帯域を用いてコピーデータをもとのデータの送信後に一定の時間間隔を空けてから送信する動画像通信方式を提案する。提案方式では,コビーデータをもとのデータの送信後に時間を空けて送信することでバースト誤りに対応し,動画像品質を向上させる。計算機シミュレーションによってPSNR (Peak Signal to Noise Ratio)特性を評価し,提案方式の有効性を示す。また,コピーデータを送信する方式とReed-Solomon符号の冗長ビット数を増やして誤り訂正能力を高めた方式のPSNR特性を比較し,家庭内のようにノードの移動速度が遅く,伝送誤りのバースト長が長い環境においては,ニつの同一データを時間間隔を空けて送信する方式のほうが有効であることを示す。更に視覚評価を示すことにより,コピーデータを送信することによって,実際に人間の目で見た場合の動画像品質が向上することを示す。

著者

宇都宮 依子 慶應義塾大学理工学研究科
萬代 雅希 慶應義塾大学理工学研究科
萬代 雅希 慶應嘸義塾大学理工学部情報工学科
小森谷 陽多 慶應義塾大学理工学部情報工学科
宇田川 智之 通信放送機構(tao)新川崎リサーチセンター
笹瀬 厳 慶應義塾大学理工学部情報工学科
笹瀬 厳 慶應義塾大学

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