総合的な課題演習を支援するグループウェアの機能評価と有効性の分析

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概要

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CSCW環境下で総合課題演習のグループ活動をグループウェア「こあっと」を開発し,それを用いて実践を行った.授業後にアンケートを実施し,グループウェアの機能評価,グループウェアによる情報活用支援の状況,およびグループウェアを利用した場合のグループ活動の有効性に対する評価などを分析した.その結果,総合的な課題演習をグループ活動で行った場合,グループウェアはグループ内や全体での情報共有や学習者の情報活用支援に関して有効な支援を行うことができることが明らかになった.また,因子分析の結果,グループ活動評価の構造として「意見の理解や作業の把握」,「意見の表明や作業の遂行」の2因子が抽出でき,グループウェアの利用は課題の達成や集団内の人間関係維持に有効であることが明らかになった.
日本教育工学会の論文
2003-09-20

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