Coenzyme Aの定量の改良法について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
A method for the assya of coenzyme A has been established, in which yeast enzyme preparation is used instead of pigeon liver enzymes for the acetylation of sulfanilamide in the method of KAPLAN and LIPMANN. The enzyme solution from yeast adequate for co-enzyme A assay can be prepared as follows : cells of Hansenula anomala grown on acetate-glucose medium is acetone-dried.One g of acetone-dried yeast is mixed with 1 g of glass powder and 1.5 ml of M/50 KHCO_3 solution, and after grinding in morter for ca. 15 min., the viscous mass is extracted with additional 3.5 ml of M/50 KHCO_3 solution. Repetition of freezing and thawing is effective in removing inactive protein from the extract. The extract can be stored in frozen state for months without appreciable loss of activity. Thawed extract is centrifuged at 10,000 r.p.m. for 30 min, and resulting supernatant is incubated at 30℃ for hrs to decompose inherent coenxyme A. This procedure is summarized sche-matically in Fig. 1(p. 386).The enzyme solution thus obtained catalyzes the acetylation of sulfanylamide in the presence of acetate, ATP and CoA. The standard curve depicted by plotting the amount of sulfanylamide acetylated against that of coenzyme A present in a reaction mixture with the above yeast enzyme solution is shown in Fig. 3(p. 387), which is essentially similar to that with pigeon liver enzymes shown in Fig. 2. Yeast cells for the source of enzymes in our assay method should be harvested from acetate-glucose medium as the activity of enzyme extract is very low from cells grown on glucose-medium without added acetate. Examples are shown in Table 1 (p. 388). The coenzyme A contents in cells of various microbes and in mold brans estimated by our method are recorded in Table 2(p. 388), in which extraction of CoA is effected by boiling aqueous suspension of a sample for 5 min.
- 社団法人日本生物工学会の論文
- 1958-09-15
著者
関連論文
- リボフラビン生産の培養後期における菌集団の不均一性
- Eremothecium ashbyiiによるリボフラビン生産における増殖負相関の要因 : (第一報)外的生産阻害因子とその制御
- 219 Eremothecium ashbyiiによるリボフラビンの優先合成について
- 218. 枯草菌α-アミラーゼの優先合成 : 無細胞系における蛋白合成について
- 微生物酵素生産の動力学的研究 : (V) Aspergillus niger による酸性プロテアーゼ生産の培養動力学
- 262. Eremothecium ashbyiiによるリボフラビン生産に関する研究 : (第一報) 油脂の効果について
- 微生物酵素生産の動力学的研究 : (IV) Aspergillus nigerによる酸性プロテアーゼ生産の動力学的研究への生理学的基礎
- 118. クロカビによる酸性プロテアーゼ生産の生理学的研究とその応用 : (第3報) 培養の動特性について
- 226. クロカビ糖化酵素生産の動力学的解析
- 316. Trichoderma属によるペクチナーゼ生産に関する研究
- 黒カビ糖化アミラーゼ生産におけるpreferential synthesisの生理学的解明とその多段連続培養への応用 : (第3報)preferential synthesisの要因, とくに糖化アミラーゼのmessenger RNAの安定性について
- 黒カビ糖化アミラーゼ生産におけるpreferential synthesisの生理学的解明とその多段連続培養への応用 : (第2報)Preferential synthesisの要因について
- 229. クロカビ糖化酵素生産の生理学的研究
- クロカビ糖化酵素生産培養の菌令と多段連続培養における over-ageing 現象について(生物化学工学特集号-II 滅菌および培養工学)
- 102. 多段連続培養における菌体のover-ageingについての2, 3の基礎的考察
- 麹式培養によるクエン酸醗酵において生産される糖化アミラーゼの回収について
- Aspergillus niger U_ 2-5 の生産する糖化アミラーゼについて : (第1報)糖化酵素系の一般的性質について
- Saccharomyces酵母におけるα-Glucosidase生産と構成遺伝子の関係について(I)
- 109. グルタミン酸醗酵における代謝係数について
- 5.Spirulina platensisの凍結乾燥について(第1セッション,第18回凍結乾燥研究会)
- 9.Spirulina platensisの凍結について(シンポジウム,凍結,乾燥と菌林保存)
- Spirulina platensisの増殖に関する研究 : (II)独立栄養条件下での増殖の動力学
- 411 新しいタンパク質資源としての藍藻 : (その3) 増殖の動力学ならびに藻体生産
- Spirulina platensisの増殖に関する研究 : (第1報)Spirulina platensisの純粋培養について
- 436. 新しいタンパク質資源としての藍藻 : Spirulina platensisの培養特性ならびにタンパク質分離について
- 11. 糸状菌の生産するcellulaseの生理学的研究とその応用 : (第3報)Aspergillus nigerの生産するセルラーゼの誘導と抑制
- 1. 青カビ液内培養によるセルラーゼ生産の生理学的研究とその応用 : (第1報) Cxの培養特性
- 糸状菌の生産するセルラーゼに関する研究 : (第3報)ペニシリウムセルラーゼの分離精製とその性質について
- 界面活性剤の抗菌作用について : 異種界面活性剤混合時の抗菌作用
- Acetobacter rancensによる酢酸醗酵促進因子に関する研究 : (第3報) 酵母エキス中の有効成分の分画について
- Acetobacter rancensによる酢酸醗酵促進因子に関する研究 : (第2報)既知単純物質の効果
- 麦芽根による酢酸醗酵の促進
- 218 酢酸菌の醗酵促進因子に関する研究(第8報) : 半連続培養における有効物質について
- 217 酢酸菌の醗酵促進因子に関する研究(第7報) : 精製有効区分について
- Acetobacter rancensによる酢酸醗酵促進因子に関する研究(第1報)
- 207. 酢酸菌の醗酵促進因子に関する研究(第5報)
- 326. 酢酸菌の醗酵促進因子に関する研究 (第3報)
- 生物化学工学の性格 : 生物化学工学に関するシンポジウム(昭36年11月)におけるパネルジスカッションの記録
- 143. 溶存酸素制御下におけるトリプトフアン醗酵
- スタフィロマイシン生産誘導因子の分離精製
- 深部培養による酢酸醗酵の動力学的研究 : (第5報)エタノールによる抑制
- Escherichia coliによる酢酸酸化の適応過程における酸化速度と基質透過
- 深部培養による酢酸醗酵の動力学的研究 : (第4報) 生産物阻害と酢酸への一過性適応
- 深部培養による酢酸醗酵の動力学的研究 : (第3報) 酢酸醗酵におけるエネルギー効率
- 酢酸および乳酸の酸化速度の特性と基質の脂肪膜透過性について
- スタフィロマイシン生産の生理的研究 : (第2報)生産誘導因子の生成について
- スタフィロマイシン生産の生理的研究 : (第1報)生産物阻害について
- 430. 深部培養による酢酸醗酵の動力学的研究 : (第5報) 培地成分の影響
- 呼吸系の対溶存酸素Michaelis定数の測定についての覚書
- アラバン分解酵素に関する研究 : (IX) Aspergillus nigerによるアラバナーゼ生産の条件と経過について
- 微生物の熱死滅に関する動力学的研究 IV : 細菌胞子の熱死滅過程における速度定数変化とその解析(その3)
- 2. アラバン分解酵素に関する研究 : (第11報) アラバン分解酵素の生産
- 116. 深部培養による酢酸醗酵の動力学的研究 : (第3報) 連続培養における問題点
- 112. 細菌胞子の熱死滅過程における速度定数変化とその解析 (その3) : 微生物の熱死滅にかんする動力学的研究-IV
- 溶存酸素制御下のHansenula amomalaの改良株によるトリプトファン醗酵
- 清酒もろみ内における麹酵素の分布 : 清酒醸造における酵素バランスについて(第6報)
- 清酒醸造における吸着酵素の反応性 : 清酒醸造における酵素バランスについて(第5報)
- 清酒醸造における酵素バランスについて : (第4報)清酒もろみ各成分の変化, とくに全糖およびグルコース生成速度の検討
- 清酒醸造における酵素バランスについて : (第3報) もろみ中Amylaseの動力学的検討。α-AmylaseとGlucamylase混合酵素液の蒸米に対する作用
- グルタミン酸醗酵の酵素レベルでの解析 : (第2報)種々の酵素活性の経時変化と細胞内pH
- グルタミン酸醗酵の酵素レベルでの解析 : 第1報 α-ケトグルタール酸脱水素酵素とその経時変化について
- 故寺本四郎先生
- 323 ポーラログラフ式・ガルバニ式兼用溶存酸素電極 (続報)
- 215 グルタミン酸醗酵に於ける優先合成の酵素レベルでの解析 (第II報)
- 深部培養による酢酸醗酵の動力学的研究 : (第1報)酢酸菌の対酸素挙動
- Hansenula anomalaによるインドールからのトリプトファン醗酵生産
- 301. 微生物による細菌細胞壁溶解酵素の生産
- 284. 耐圧耐熱性溶存酸素電極に関する研究 (続報)
- 工業微生物の対酸素挙動に関する研究-4-呼吸速度の非Michaelis-Menten型対酸素応答について〔英文〕
- 310. 耐圧耐熱性溶存酸素電極に関する研究
- The 4th International Fermentation Symposium(IFS)日本招致についてのメモ
- Bacillus subtilisのα-Amylase生産系の特質について : α-Amylase生産のmRANの安定性
- 液体麹の酵素バランスおよびその清酒醸造への応用 : (第4報)酵素生成に対する糖中有効成分の検索とくにphytinの添加効果について
- 液体麹の酵素バランスおよびその清酒醸造への応用(第3報)
- 清酒醸造における酵素バランスについて : (第2報)とくに醪中 amylase の動力学的検討
- 清酒醸造における酵素バランスについて : (第1報)醪中酵素の消長
- 225. 細菌α-amylase生産の動力学と内在的適程について
- 130. 清酒醸造における酵素バランスについて : とくに醪中amylaseの動力学的検討
- 故 西脇安吉顧問
- 液体麹の酵素バランスおよびその清酒醸造への応用(第2報)
- 醗酵工学の進展と本学会の将来
- 230. グルタミン酸醗酵に関する生理学的研究
- 228. 細菌アミラーゼ生産に関する生理学的研究
- 132. 液体麹の酵素のバランスおよびその清酒醸造への応用 : (第10報) 醪にたいする酵素の作用 (5)
- Aspergillus niger U_ 2-5の生産する糖化アミラーゼについて : (第4報) 糖化アミラーゼの2,3の性質
- Aspergillus niger U_ 2-5の生産する糖化アミラーゼについて : (第3報) 糖化アミラーゼの2,3の性質
- 液体麹の酵素バランスおよびその清酒醸造への応用 : (第1報) 醗酵醪成分に対する初発酵素濃度の影響
- 糸状菌の生産するセルラーゼに関する研究 : (第2報) ペニシリウムセルラーゼの動力学的解析
- 糸状菌の生産するセルラーゼに関する研究 : (第1報) ペニシリウムセルラーゼのパルプ繊維に対する作用について
- Aspergillus niger U_ 2-5の生産する糖化アミラーゼについて : (第2報)糖化アミラーゼの精製
- 生物化学工学の将来 : 昭和39年度日本醗酵工学会大会(11月11日)におけるパネルディスカッション
- 糖化アミラーゼの2,3の性質-3・4-(Aspergillus niger U202-5の生産する糖化アミラーゼについて)
- 118.Aspergillus niger U_ 2-5 の生産する糖化アミラーゼについて : 精製ならびに2,3の性質について(昭和39年 日本醗酵工学会大会)
- 55. セルラーゼ作用の動力学的解析
- 11. 液体麹の酵素バランスおよびその清酒醸造への応用 : (第8報) 醪に対する酵素の作用 (3)
- 10. 液体麹の酵素バランスおよびその清酒醸造への応用 : (第7報) 醪に対する酵素の作用 (2)
- 9. 液体麹の酵素バランスおよびその清酒醸造への応用 : (第6報) 醪に対する酵素の作用 (1)
- 118. Aspergillus niger U_ 2-5の生産する糖化アミラーゼについて : 精製ならびに2, 3の性質について
- 槽間移動における滞留令-活性分布について
- 故高碕達之助顧問