看護専門職の大学院教育の在り方に関する研究 : 修士号または博士号取得者の学習ニーズと環境整備
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概要
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看護専門職の修士号または博士号取得者が学位を取得した経緯,および彼らの大学院教育に対するニーズを明らかにすることを目的に,自己記入式質問紙調査を行った。その結果102名から回答が得られ,(1)修士号および博士号(課程博士)取得までの経緯は,年代別で多様であること,(2)大学院教育が,多様な人々と知り合い人的資源を得る責重な機会となっており,博士号取得者は,より研究活動を活発に行っていること,(3)修士号取得者の約7割が博士号取得を希望しており,取得を困難にしている主な理由は,時間の確保と経済的問題であることが明らかになった。上記の結果から,看護系大学院は,個々の看護識者が自分のライフサイクルに合わせて,学業を積み重ね,キャリアアップできるように,多様なニーズに対応できる教育体制や環境を整備することの必要性が示唆された。
- 日本保健科学学会の論文
- 2003-03-25
著者
-
金 壽子
首都大学東京健康福祉学部
-
金 壽子
東京都立保健科学大学
-
習田 明裕
首都大学東京人間健康科学研究科看護科学域
-
習田 明裕
東京都立保健科学大学保健科学部看護学科
-
習田 明裕
東京都立保健科学大学
-
志自岐 康子
首都大学東京人間健康科学研究科看護科学域
-
川村 佐和子
東京都立保健科学大学
-
城生 弘美
東京都立保健科学大学
-
志自岐 康子
東京都立保健科学大学
-
奥山 則子
東京慈恵会医科大学
-
奥山 則子
東京慈恵会医科大学看護学部
-
大渕 律子
三重大学医学部看護学科
-
志自岐 康子
東京都立保健科学大学 保健科学部 看護学科
-
志自岐 康子
都立保健科学大学
-
志自岐 康子
首都大学東京健康福祉学部
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