1sogenic系統対によるオオムギ並・渦性間の耐湿性の差異
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概要
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並・渦性遺伝子について差のあるisogenic系統対を用いてオオムギの並・渦性の耐湿性の差異について検討した。1、過湿処理としてオオムギが最も湿害に弱いとされる節間伸長期に20日間の畝間湛水処理を行い,対照区に対する諸形質の比率(対照区比)を耐湿性判定の基準とした。2.血性系統は渦性系統と比較して桿長及び稔実歩合の対照区比が大きく,耐湿性がやや強い傾向にあり,これらの形質の発現は並・渦性遺俵子によって異なることが示唆された。なお,血性系統は過湿による不稔が少なかったが,干粒重の減少が逆に大きかったために子実重では両系統間に差は認められなか。た。3.並・渦性系統の諸形質の対照区比において,並・渦性と系統対問に交互作用が認められ,しかも渦性系統は血性系統と比較して系統対問の変動が大きかった。
- 日本作物学会の論文
- 1982-12-10
著者
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