情報教育学の確立に向けて
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概要
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情報教育として発表されるものの多くは、担当者の経験を述べることにとどまるものが多く、何が新しいのかが明らかでない。この結果,知識の蓄積が行なわれず、レベルの低い教育が横行し、情報教育の存続自体が問題視されている。情報化社会への移行にともなう情報教育の重要性を考えると、情報教育学を確立する必要があるが、それが単なる情報技術のみを対象とするものであってはならない。人文・社会科学的な内容をとり入れる必要があり、学問分野の融合と,現場の教師が情報教育の確立に主体的に参画できるものでなければならない。このためには、明晰性,革新性,発展性を評価軸として、現場教師の共感を呼ぶことのできる研究成果を論文とすべきである。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2006-10-21
著者
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