情報教育の観点から見たメディア・リテラシーの必要性とその教育内容(教育)(<特集>次世代移動体通信システム)
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概要
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情報メディアとしてのインターネットの普及によって人々の情報受容のあり方が変化し,「情報内容を自分の力で批判的に吟味する力」すなわち,メディア.リテラシーの育成が教育の重要な部分を占めるようになってきた.情報教育という観点から,メディア・リテラシー教育を行う場合の「教育目標」,「教育内容」,「教育実践のモデル」を検討し,大学生への情報教育の一環として,記号学に基づくテキスト読解を行わせることを試みた.その結果,「情報の価値や信頼性」を吟味するためには,(1)メディアと自己との関係を中心に日常生活を再発見すること,(2)社会的なコンテクストに注意を払わなければならないこと,(3)無意識に設定している自分の視点を顕在化させること,が有効であることが分かった.
- 2004-12-15
著者
-
大岩 元
慶應義塾大学環境情報学部
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大岩 元
慶應大学環境情報学部
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斎藤 俊則
慶應義塾大学政策・メディア研究科
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大岩 元
第3代主査,帝京平成大学
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大岩 元
慶応大学環境情報学部
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大岩 元
慶應義塾大学
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斎藤 俊則
慶應義塾大学環境情報学部
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斎藤 俊則
慶応義塾大学
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