児童期におけるリズム感の研究(第1報) : 下位レヴェルのリズム認知特性
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概要
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本研究は1977年に始めた一連のリズム研究〔1〕のうち,小学校児童を対象として,リズム認知の様相と特性,及び子どもの属する社会的環境に内在する諸々の要素がリズム感覚形成に及ぼす影響を考察するものである。本報は1978年に奈良県,及び,鳥取・島根両県の小学校計7枚での調査・実験をもとに,子どもの下位のレヴェルにおけるリズム認知の様相と,子どもの内にあるリズム様式の存在形態について試論する。Das Referat zielt zuerst auf die Erklärung der realen Rhythmusgefühls des Japaners, z.B. wie man die ausgeglichen gleichmäßigen Schläge wahrnimmt, was man darauf für rhythmischen Formen wiedergjbt, usw. Die Referenten führten in 1978 die Feldforschungen in einigen bergischen Bezirken der Präfekturen Nara, Tottori und Shimane, untersuchten vor allem bei den Schulkindern die möglichst naturhaft-japanische Empfindung für dir rhythmischen Elemente. Der materiellen Zuständen wegen mußte man sich im vorliegenden Referat mit den qualitativen Beschreibungen, zufolge der Analyse (s.Tabellen und Schemen) davon, beschränken.
- 大阪教育大学の論文
著者
-
小島 律子
大阪教育大学
-
上畠 力
大阪教育大学教育学部
-
木本 治子
大阪教育大学音楽教室
-
澤田 篤子
大阪教育大学音楽教室
-
松村 直行
大阪教育大学音楽教室
-
馬渕 卯三郎
大阪教育大学音楽教室
-
小島 律子
音楽教育講座
-
澤田 篤子
大阪教育大学音楽教育講座
-
上畠 力
大阪教育大学音楽教室
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