授業における子どもの発言の様相とその授業論的検討 : 音楽の授業の場合
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論は,授業にあらわれた子どもの発言の様相と授業の構造との関係を究明するためのひとつのアプローチを,授業分析の立場から試みるものである。具体的には,まず,子どもの発言にみられたいくつかの特徴的な様相をとりだして分類し,次に,それら諸様相の相互関連の分析を行なった。このような作業を通して,子どもの発言のあり方から授業構造を把握するひとつの具体的な方法を考えてみた。This paper dealt with a study how the structure of the teaching-learning processes is conditioned by phases of children's utterance. For this purpose, firstly, I have observed about several phases of children's utterance in a few records of the teaching-learning processes in music, and secondarily, the interrelationship between several phases of children's utterance was analytically examined.
- 大阪教育大学の論文
著者
関連論文
- 音楽の生成を核にした音楽教育の理論と実践(21世紀の音楽科のカリキュラム開発-その3 新しいカリキュラムの枠組み-)
- 音楽科カリキュラムと授業実践の国際比較研究 : その1 日本とカナダ国ブリティッシュ・コロンビア州との比較を通して
- 児童期におけるリズム感の研究(第1報) : 下位レヴェルのリズム認知特性
- 2 音楽の授業における楽しさとは : その1 作る活動を中心に(I 何のために学校で音楽教育をするのか)
- 思考と表現の統合をもたらす「音楽づくり」の方法原理と教育的意義 : デューイの「オキュペーション」概念をてがかりに
- カリキュラムと実践を結ぶものとしての学習指導案のあり方 : カナダと日本の音楽授業の事例を通して(2 子どもの音楽経験の発展,III 音楽経験と認識)
- 音楽授業において知覚・感受を育てる方法論としての比較聴取 : 表現の授業の場合
- 問題解決学習としての音楽授業の特質と構造 -第III報 神奈川県上大井小学校の実践分析を通して-
- 問題解決学習としての音楽授業の特質と構造II : 創作の授業分析を通して
- 問題解決学習としての音楽授業の特質と構造 : 創作の授業分析を通して
- 児童の音楽構成活動におけるコミュニケーション
- 創造的音楽づくりに見られる児童の発達的様相(IV) : 能勢町立田尻小学校における6学年の場合
- 創造的音楽づくりにみられる児童の発達的様相(III) : 能勢町立田尻小学校における5学年の場合
- 児童の音楽構成活動における学年的発達
- 音楽教育における問題解決
- 創造的音楽づくりにみられる児童の発達的様相(II) : 能勢町立田尻小学校における3・4学年の場合
- 音楽学習における身体活動の展開
- バーンスタインの「ヤング・ピープルズ・コンサート」にみる鑑賞教育の内容と方法原理
- 日本音楽の伝統的学習方法:その特徴と学校音楽教育における現在的意義
- 二十一世紀のが育てる力
- 音楽科をめぐる教科間の相互関連 : 第II報 生活を基盤とした総合的な学習における音楽
- 音楽科をめぐる教科間の相互関連 : 第I報 アメリカにおける美的教育論を中心に
- 創造的音楽づくりにみられる児童の発達的様相(I) : 能勢町立田尻小学校における1・2学年の場合
- 音楽教育のスパイラル・カリキュラムにおける連続性と発展性:アメリカの音楽教科書指導書の分析を通して
- 授業における子どもの発言の様相とその授業論的検討 : 音楽の授業の場合
- I 音楽科と他教科との関わり
- I 音楽科と他教科との関わり
- I 音楽科と他教科との関わり
- カナダ国ブリティッシュコロンビア州の革新的なカリキュラムとその普及(海外教育事情)
- 音楽学習に対するアセスメントの視点 : カナダ・ブリティッシュ・コロンビア州のカリキュラム事例分析を通して(2 学力と評価,V 音楽科の評価)
- ギリシャでの音楽教育における文化的アイデンティティの探究(海外教育事情)
- I 音楽授業の中で郷土の音楽をどう扱うか
- 音楽科教育が人間形成に果たす役割とその方法 : 音楽生成の手続きとしての知覚・感受(教科教育の立場から,感性と心の教育に寄与する芸術(音楽・美術)教科の役割と方法を問い直す,芸術(音楽と美術)教科に関する緊急シンポジウム)
- 戦後日本の「音楽づくり」にみられる学力観 : 「構成的音楽表現」からの問い直し
- 戦後日本の「音楽づくり」にみられる学力観 : 「構成的音楽表現」からの問い直し(2 学力と評価,V 音楽科の評価)
- ポートフォリオから音楽の学力をどう読み取るか(2 学力と評価,V 音楽科の評価)
- (2)ポートフォリオ評価法が音楽授業に示唆するもの(1 指導内容と評価,V 音楽科の評価)
- 「音楽づくり」における批評場面の授業論的検討 : 発言の発展的な様相に注目して
- 音楽の授業における問題の成立とその展開過程の分析 : 「音で繰り返しをつくろう」の実践より
- I 子どもが歌いたくなる合唱の授業 : (第3年次)-中学生による「構成活動」としての声のアンサンブル-(生成の原理による授業づくりプロジェクト)
- 「構成活動」としての図形楽譜づくりによる鑑賞の授業開発(1.鑑賞活動の新たな展開,IV 鑑賞活動の展開)