能勢の民俗音楽(第1報) : その録音の記録
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概要
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能勢は,大阪府下では民俗音楽の最も豊かに伝承されている地域のひとつである。1976年よりの調査・録音によって収録された曲目の分類整理を行ない,その伝承者について記述した。本稿では特に,性別による「歌いわけ」現象の存在,曲目により流布の程度が異なる事情,および個々人の伝承能力ないし意志と一地域における旋律財探究の可能性の有無の相関について述べた。Nose ist ein rings von Bergen umgegebener Bezirk und macht den nordwestlichen Teil der Osaka-Präfektur. Das vorliegende Referat berichtet die 1975-1979 durchgeführte volkskundliche Musikforschung in Nose (eine nach den Forschungstagen geordnete Synopsis der Aufnahme-Orte, Informanten und Tonbandnummern; die Beschreibungen über die Informanten; und die klassifizierten Tabellen der Repertoires). Zu bemerken sind zwei Phänomene von utaiwake (歌いわけ) (geschlechtliches Auseinandersingen nach den Gattungen) und vom akkulturationsmäßigen Umsingen nach dem Stil von shôka (唱歌)(eklektischen, modernen Schulkinderliedern).
- 大阪教育大学の論文
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