糞中ステロイドホルモン測定によるニホンジカの繁殖状態の比較(短報)
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概要
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糞中ステロイドホルモン測定法を用いたニホンジカの雌雄判別ならびに妊娠診断の可能性について検討するために, 6月と10月に飼育下のニホンジカから, また2月〜3月に捕獲された雌ニホンジカから糞を採取した.2〜3月および6月における妊娠個体の糞中プロジェステロン濃度は非妊娠個体と比べて有意に高く, また10月の糞中テストステロン濃度は成獣雄のみで高濃度を示した.以上の結果より糞中ステロイドホルモン濃度の測定が, 雌の妊娠診断や成熟雄の検出に利用できる可能性が示唆された.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 2001-02-25
著者
-
山内 貴義
岩手県環境保健研究センター
-
武内 ゆかり
東京大学大学院農学生命科学研究科獣医動物行動学研究室
-
森 裕司
京都大学霊長類研究所
-
森 裕司
東工大
-
濱崎 伸一郎
野生動物保護管理事務所関西分室
-
武内 ゆかり
東大・動物行動
-
濱崎 伸一郎
(株)野生動物保護管理事務所
-
濱崎 伸一郎
株式会社野生動物保護管理事務所関西分室
-
武内 ゆかり
東大・院農・生命科学動物行動
-
武内 ゆかり
岐阜大学 農
-
山内 貴義
東京大学獣医動物行動学研究室
-
大木 隆昌
東京農工大学家畜臨床繁殖学研究室
-
村山 美佳
富山ファミリーパーク
-
高原 譲
富山ファミリーパーク
-
武内 ゆかり
東京大学獣医動物行動学研究室
-
森 裕司
東京大学獣医動物行動学研究室
-
濱崎 伸一郎
野生動物保護管理事務所
-
YAMAUCHI Kiyoshi
Research Institute for Environmental Sciences and Public Health of Iwate Prefecture
-
Hamasaki Shinichiro
Wildlife Management Office
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