接続情報を利用した誤りを含む文字列からの原文復元法の性能評価

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概要

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連続音声認識の結果には,一般に付加,脱落,置換の誤りが存在する.そこで,これらの誤りを含む文字列から原文を復元する必要がある.この問題に対して,確実性を用いて多段階に話を決定する手法が有効である.しかし,非常に確実性の低い語に対しては十分な精度を得ることが難しい.本研究では,語の接続情報を利用することによりこの確実性の低い語を精度良く決定する手法を提案する.本手法においては,接続情報により語をより長い語列として扱うことを考え,さらに語固有の確実性に着目することにより語を階層化している.また,本手法に基づく実験を行い,誤りを含む文字列の復元に本手法が有効であることを確認した.
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-12-16

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