複数信号源推定における初期値の決定について
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概要
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本報告では、最大尤度推定法による複数信号源推定における、初期値の決定法及び、推定精度、SN比との関係について検討する。最大尤度推定法は、高分解能かつ高推定精度を有する手法として有名であるが、初期値によっては、ローカルミニマムへの落ち込みにより、最適解に収束できない場合がある。このことを回避するために、初期値の決定が極めて重要となる。そこで、効率的な初期値決定法について提案し、シミュレーション実験を行った。この結果、信号源幅4°以上で、最適解への引き込み領域付近に初期値が現れることを確認した。また今回は、さらに分解能をあげるため総探索法を組み合わせた結果、さらに高精度に推定可能なことが確認された。
- 1996-02-02
著者
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