自然言語 : 意味構造対応ルールの獲得と適用
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概要
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計算機による自然言語処理の目標の一つに言語理解が挙げられる."言語理解"の工学的な定義自体,完全に明確となっているわけではないが,現段階では言語表現に対応する意味表現を生成することを一つの目標としているといえよう.これまでの意味構造を作成するための手法としては,文をあらかじめ用意した規則によって解析(構文解析,意味解析)し,意味構造を出力する方法が多く取られてきた.これに対し,我々の研究の目標は言語表現と意味構造の間の変換規則を自動獲得し,このルールを用いて与えられた言語表現に対する意味構造を出力する手法を構築することである.本稿では意味構造の定義,規則の獲得,適用のアルゴリズムについて述べ,規則獲得と利用の実験について報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-10-20
著者
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