精密ろ過ホローファイバー培養装置における培養条件のtPA生産に及ぼす影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The effects of culture conditions on the production of tissue plasminogen activator (tPA) were studied with recombinant baby hamster kidney (BHK) cells in a micro-filtration hollow fiber bioreactor using Dulbecco's Modified Eagle medium with serum. The dissolved oxygen concentration (DO) and pH of the medium had a strong influence on tPA productivity, and it was optimal for tPA production to control the pH at 7.2 and the DO at an air saturated concentration. When tPA was harvested from the extra-capillary space (EC), the production was 1.25-fold that when it was harvested from the intra-capillary space (IC). tPA production was maintained at an almost constant level throughout the culture, even though the serum concentration was reduced from 5 to 0.2%. When the culture conditions were set at pH 7.2,DO 6.5 mg/l, serum concentration 0.2%, and EC harvesting, the mean tPA production was 335 mg/d, or 172 mg/d/m^2 of the hollow fiber membrane. Stable continuous cultivation was achieved for 78 d, and 20 g of tPA was produced in total after the serum concentration was reduced to 0.2%.
- 社団法人日本生物工学会の論文
- 1997-03-25
著者
-
小林 猛
名古屋大学大学院工学研究科
-
小林 猛
名古屋大学
-
棚瀬 高明
エーザイ(株):名古屋大学大学院工学研究科生物機能工学専攻
-
池田 靖典
エーザイ(株)
-
岩間 潔
エーザイ(株)
-
橋本 明
エーザイ(株)
-
片岡 恒彦
エーザイ(株)
関連論文
- 座談会「日本生物工学会80年の裏話および今後の課題と展望」(創立80周年記念特集)
- 超臨界二酸化炭素によるリコピンの抽出率に及ぼすトマト果皮の乾燥方法の影響
- 固定化Paracoccus denitrificansによる脱窒とその固定化細胞の保存特性
- Magnetite Cationic Liposome (MCLs) を用いた組織内加温療法は家兎VX-7移植舌腫瘍の増殖を抑制する
- PS-203-6 肝内結石症における胆管癌発生へのK-ras遺伝子変異と粘液形質の関与 : 形態学的研究への非線形ニューラルネットワークモデリング解析の応用
- 肺癌の予後や化学療法感受性の予測因子としての分子マーカーの臨床応用のために
- 新しい磁場発生装置を用いた組織内誘導加温法による前立腺癌治療の可能性(第93回日本泌尿器科学会総会)
- OME2000-59 ファジィニューラルネットワークを用いた感性ソフトウェアセンサーの開発
- 1007 各種撹拌翼を用いたSphingomonas sp.のビオチン生産と菌体形態変化
- 生物化学工学の現状と今後の展望
- 多孔性セルロース担体によるハイブリドーマ細胞の固定化とモノクローナル抗体の連続生産
- バイオエンジニアリング
- 膜型バイオリアクターを用いたphoプロモーターからの遺伝子発現の誘導と物質生産の効率化
- セラミックス製膜型バイオリアクタ-における有用物質の生産 (バイオリアクタ-とその周辺技術)
- 5-1.ろ過培養による有用物質の生産(発酵生産物の分離と精製)(5.分離を伴うバイオリアクター)
- マグネタイトカチオニックリポソームと抗ガン剤の併用による温熱化学療法の検討
- FNNを用いたビール品質と醸造工程のモデル化
- 2F16-5 機能性磁性微粒子を用いた細胞シートの作製(動物細胞工学・動物組織培養・生体医用工学・人工臓器,一般講演)
- ペプチドチップを用いた適合生体分子の探索
- 光ファイバ-を用いた免疫センサ-による高感度測定 (新分野を拓く測定技術)
- 機能性磁性微粒子を用いるガンの温熱療法
- 機能性磁性微粒子を用いた磁気センシング (特集 バイオテクノロジーにおける粉体技術)
- アモルファスワイヤMIマイクロ磁気センサによる脳腫瘍位置センシングの基礎実験
- 3-1.遠心式薄膜真空蒸発装置による酵素水溶液の濃縮(発酵生産物の分離と精製)(3.蒸発濃縮分離)
- 機能性磁性微粒子を用いた脳病変部に対する新しい磁気センシング法の開発
- アモルファスワイヤMIマイクロ磁気センサによる脳腫瘍位置センシングの基礎実験
- 2段階FNNモデルによる外装タイル選択システム
- ファジィニューラルネットワークによる内装タイルの官能評価モデリング
- 茶葉ポリフェノール物質による貝類の海藻摂食活性の阻害
- 技術・事業化総説 植物細胞培養法による再分化植物体の大量生産システム
- FNNを用いた活性汚泥プロセスの長期シミュレーションの構築
- 冷凍生地食パンの老化に関する速度論的解析
- 人工ニューラルネットワークを用いたアルツハイマー型痴呆症重症度の評価
- 蛍光分析法に基づく動物細胞固定化アルギン酸ゲル中の生細胞の評価
- グリーンバイオテクノロジー
- 特集によせて : 我々のルーツに感謝と誇りを持とう(酒類研究の魅力)
- 次世代の生物工学を担う人のために
- セロリ再分化植物体から誘導したカルスを用いた植物体再生系と再分化効率
- 1141 脱硫微生物KA 2-5-1の硫酸飢餓流加培養によるDBT分解活性の誘導
- 磁性微粒子を活用した特異的な診断・治療システム
- 超臨界流体抽出の食品加工への適用 (食品化学工学の新展開)
- 超臨界流体抽出技術の生物・食品工業への応用
- モノクロ-ナル抗体を用いたアフィニティクロマトグラフフによる組換体酵素の精製 (高度分離技術の新しい手法)
- Michaelis-Menten 式で表わされる固定化酵素に対する有効係数の近似式による算出
- 生物化学工学の将来展望 (新しい化学工学の展望)
- 分離を伴う微生物の発酵生産 (微生物利用の新展開)
- バイオリアクタ-研究の現状と将来展望 (バイオリアクタ-の最近の展望)
- 超臨界2酸化炭素による分離精製 (生化学物質の高度精製技術)
- 超臨界ガス抽出の食品への応用 (超臨界ガス抽出の工業化への応用)
- 新技術開発と反応工学 (新技術開発と化学工学)
- 過酸化水素の連続測定 (新しい測定技術)
- 磁性微粒子を用いた新規誘電型加温法の開発 ( 最近の開発技術と実用化)
- 機能性磁性微粒子の開発と生物工学的応用 (進展する微粒子技術の話題)
- 吟釀酒もろみ工程からの規範ルールの抽出とそれを用いたファジィ制御方策の検討
- 統計処理データを利用した : 吟釀もろみの制御用ファジィルールの構築
- 階層化ファジィニューラルネットワークを用いた吟醸酒の品質モデル
- 失語症重症度の評価に対する人工ニューラルネットワークの援用
- 食品工業と固定化生体触媒
- 植物組織培養における計測と制御 (植物バイオエンジニアリング) -- (事例解説)
- バイオ利用エネルギー変換
- 生物化学工学の新しい研究領域の開拓
- 細胞培養のための工学的基礎技術
- 生産スケールにおける吟釀もろみ工程のファジィ制御(ファジィ推論・制御の展開)(バイオプロセスにおける知識工学的手法の応用 : 平成7年度知識工学的手法の応用研究部会報告)
- 画像解析による麹菌体量の推定
- ファジィ推論を用いた吟釀もろみ制御試験
- ニューラルネットワークによる吟醸酒の官能評価値から総合評価値の推定
- 精密ろ過ホローファイバー培養装置における培養条件のtPA生産に及ぼす影響
- 精密ろ過ホローファイバー培養装置を用いた組換えBHK細胞によるtPAの連続生産
- GAおよびFNNを用いた清酒もろみの品温軌道の導出
- 知識情報処理を用いた活性汚泥プロセスのシミュレーション
- オンライン濃度推定法によるグルコン酸発酵の効率化
- 二種類の炭素源を用いる酵母SUC2プロモーターからの遺伝子発現制御
- λファージpRpLプロモーターを利用した組換え大腸菌の高濃度培養による効率的な遺伝子産物の生産
- 品質評価のためのファジィニューラルネットワークの利用(ニューラルネットワークの効用と限界)(バイオプロセスにおける知識工学的手法の応用 : 平成7年度知識工学的手法の応用研究部会報告)
- アルギン酸とポリウレタンを用いた固定化動物細胞ビーズの連続作製法に関する研究
- アルギン酸とポリウレタンを用いた固定化動物細胞に対するゼラチン添加の効果
- 酵母PGKプロモーターからの遺伝子発現制御による有用物質の効率的生産
- ニューラルネットワークと遺伝的アルゴリズムを用いた吟醸酒の品質モデリング
- ストレート法食パンの老化に関する簡易モデル
- 知識情報処理を用いたコーヒーの品質モデル
- 懸濁培養におけるセロリ不定胚および小植物体形成に与える光照射の影響
- バイオインフォーマティックス
- ファジィニューラルネットワークを用いた感性ソフトウェアセンサーの開発
- 知識情報処理の清酒醸造プロセスへの応用
- セロリ懸濁細胞培養における窒素源流加の効果
- セロリ懸濁細胞培養の効率化
- 4.バイオエンジニアリング : 4・3 バイオテクノロジー (
- 「微生物工学」, 今中忠行編, 丸善(株)(1993), A5判, 272頁, 定価6,592円
- 遺伝子組換え菌の培養工学 (平成5年度化学工学会賞) -- (研究賞)
- 生命現象と化学工学との融合を目指して (化学工学のビジョン) -- (新しい体系化をめざして)
- 分離を伴う微生物の培養 (生化学物質の分離・精製) -- (生化学物質分離のトピックス)
- 超臨界流体抽出の食品への応用
- 食糧・飼料の自給をめざして("物質への挑戦"シリ-ズ)
- 固定化酵素の利用に関する理論的ならびに実験的研究
- 4. 抽出発酵によるアルコール生産(発酵生産物の分離と精製)(Separatioin and purification methods of fermentation products)
- 遠心式薄膜真空蒸発装置による酵素水溶液の濃縮
- メラノーマに対するHeat lmmunotherapyの開発
- グリーンバイオテクノロジー
- 感性工学による味と匂いの定量化
- 伝統と時代の流れ