アルギン酸とポリウレタンを用いた固定化動物細胞ビーズの連続作製法に関する研究
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概要
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アルギン酸とポリウレタンを用いた動物細胞固定化ビーズの連続作製法に関する検討を行った.装置はアルギン酸をゲル化させる部分と, それに続く二重管とからなる.アルギン酸細胞懸濁液は装置内で塩化カルシウム中に滴下されゲル化する.形成されたゲルはゆっくりと内管の端まで沈降し外管から供給されるウレタンプレポリマーにより被覆される.アルギン酸細胞懸濁液へのアルミナの添加は固定化ビーズの連続作製を容易にした.さらにアルミナはゲルマトリックスの構造を抗エリスロポエチン抗体を分泌するマウスハイブリドーマの増殖に適したものに変化させた.細胞増殖は固定化に用いるウレタンプレポリマーの特性に依った.反応基であるイソシアネート含量が低いほど, 固定化による細胞の死滅は少なかった.また, エチレンオキサイド含量が高いプレポリマー (91%) では, その含量が低いプレポリマー (57%) に比べて, より良好な細胞増殖と抗体生産が観察された.
- 社団法人 化学工学会の論文
著者
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小林 猛
名古屋大学大学院工学研究科
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飯島 信司
名古屋大学工学部
-
飯島 信司
名古屋大学
-
真野 隆
名大・工・化工
-
小林 猛
名古屋大学
-
川西 悟生
雪印乳業 生物科研
-
川西 悟生
雪印乳業 生物科学研
-
真野 隆
雪印乳業 (株) 生物科学研究所
-
満田 伸二郎
雪印乳業 (株) 生物科学研究所
-
熊沢 栄太郎
雪印乳業 (株) 生物科学研究所
-
熊沢 栄太郎
雪印乳業 (株) 技術研究所
-
川西 悟生
雪印乳業 (株) 生物科学研究所
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