OME2000-59 ファジィニューラルネットワークを用いた感性ソフトウェアセンサーの開発

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概要

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ビールやコーヒーなどの嗜好品は、試飲したときの消費者の感覚で評価される。この評価値をあらかじめ推定することができれば商品開発のスピードアップが図れるだけでなく、真に消費者の感性に合致した商品を提供できることにもなる。このため、最近、種々のセンサーを使った嗜好品の品質評価法に関する研究が進んでいる。しかし、人間感覚の定量的な評価は依然として困難である。我々は、ファジィニューラルネットワークという推論アルゴリズムを用いて既存の物理化学的な分析データから人間感覚を推定する研究を行った。この方法によりビール、コーヒー、清酒などの嗜好品の官能評価値を精度良く推定できることを明らかにした。これを感性ソフトウェアセンサーと呼ぶ。
2000-08-14

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