将棋の先読みをしない1手詰めの計算法
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概要
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一般に、コンピュータ将棋の詰めルーチンは、先読みを用いたゲーム木の全探索を用いて詰めを読んでいる。普通は1手詰めについても、(1)王手を生成し局面を進める(2)王側の受け手を生成し局面を進める(3)王が取られる位置にあるか判定をするという枝を作る。しかし、このように1手先読みを行うごとに局面を進めたり戻したりすることは、全体の実行時間を大きくする原因となる。そこで、先読みをしない1手詰めの方法を考察し、詰め将棋システムとして実現をしたので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
-
小谷 善行
東京農工大学共生科学技術研究院先端情報科学部門
-
小谷 善行
東京農工大
-
飯田 弘之
東京農工大学 工学部 電子情報工学科
-
瀬野 訓啓
東京農工大学 工学部 数理情報工学科
-
山崎 二三雄
東京農工大学工学部電子情報工学科情報工学講座
-
瀬野 訓啓
東京農工大学 工学部 電子情報工学科
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