グラフをf辺彩色する近似アルゴリズム
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概要
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本文では自己ループはないが多重辺(並列辺)はありうる多重グラフG=(V,E)を扱い,単にグラフと呼ぶ。ここでVはGの点集合であり,Eは辺集合である。d(v)は点vεVの次数,E(vw)は点vとwを結ぶ多重辺の集合,[chemical formula]p(vw)=|E(vw)|はその多重度を表す。[chemical formula]△=max_yεvd(v)とする。点容量関数fはVから自然数への任意の関数とする。[chemical formula]△f=maxv(v「d(v)/f(v)(とする。このとき任意の点v(Vに接続している同じ色の辺は高々f(v)本しかないようにグラフGのすべての辺を彩色することをグラフGのf彩色と呼ぶ。従来の辺彩色はすべての点[chemical formula]v(Vについてf(v)=1なる場合のf彩色に過ぎない。
- 1991-02-25
著者
-
西関 隆夫
東北大学大学院情報科学研究科
-
中野 眞一
群馬大学工学部
-
西関 隆夫
東北大学工学部情報工学科
-
中野 眞一
東北大学工学部情報工学科
-
藤井 秀彦
東北大学工学部
-
西関 隆夫
東北大学工学部
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