将棋の序盤における柔軟な駒組のための一手法
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概要
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言語Prologを使ってコンピュータの将棋システムを制作している。将棋において序盤できちんとした駒組で王を囲えるかどうかは勝ち負けにつながる重要なことである。普通コンピュータに序盤の駒組をさせる場合には定跡を使って駒組を進める。しかし定跡を普通に入力しそれに沿って指していくだけでは相手が定跡からはずれた手を打ってきた場合、すぐ定跡が使えなくなる。かといってあらゆる定跡を入れてあらゆる局面に対し対応させるのはほとんど不可能である。そこでなるべくデータ量が少なく、しかも相手の手に対して柔軟に対処し駒組をする方法を考案した。これを目標先指定方式とよぶ。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
-
小谷 善行
東京農工大学共生科学技術研究院先端情報科学部門
-
小谷 善行
東京農工大
-
飯田 弘之
東京農工大学 工学部 電子情報工学科
-
瀬野 訓啓
東京農工大学 工学部 数理情報工学科
-
吉田 武俊
株式会社富士通研究所
-
吉田 武俊
東京農工大学工学部電子情報工学科情報工学講座
-
瀬野 訓啓
東京農工大学 工学部 電子情報工学科
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