二宮法とFLR法の結合による新しい適応型積分法(アルゴリズム論)
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概要
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適応型ニュートン・コーツ則の改良を提案する.積分則で用いる分点数は,積分近似値の精度に関連する.積分区間を分割する方式に基づく適応型積分法では,近似粘度と分点数との兼ね合いが重要とされてきた.本論文では,積分則の誤差近似率を考慮したうえで,各部分区間において精度の高い積分則を順次適用するか区間を細分するかの選択基準を組み込むことにより,従来の適応型ニュートン・コーツ積分則を改良している.この改良により,信頼性を失うことなく計算効率が著しく向上した.本適応型積分ルーチンの性能を調べるため,他の著名な積分ルーチンとの性能比較の結果を示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2003-10-15
著者
-
細田 陽介
広島市立大学情報科学部
-
長谷川 武光
福井大学工学部
-
二宮 市三
名古屋大学
-
細田 陽介
福井大学工学部情報・メディア工学科
-
佐藤 義雄
福井大学工学部情報・メディア工学科
-
二宮 市三
名古屋大学工学部
-
日比野 勧
福井CSK
-
長谷川 武光
福井大学工学部情報・メディア工学科
-
細田 陽介
福井大学工学部
-
長谷川 武光
福井大学工学研究科
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