標本点数を低倍率で漸増させる実関数のFFT
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概要
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周期2πの実数値関数, 偶関数, 奇関数を, それぞれ所要の精度でフーリエ級数, cosine級数, sine級数に展開する. 標本数を2, 3, 4, 6, 8, 12, 16, …と√<2>倍的に増大させながら高次の級数(実は三角補間多項式)を構成する. 項数が2のべきの実数FFTを補助的に用い本方法の高速化を図った. cosine級数, sine級数展開の場合, 関数の対称性, 歪対称性を用いているので無駄はない. 本方法で求めた級数の打切り誤差は, 離散型フーリエ級数のそれと比べわずかにわるいだけである.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1983-05-15
著者
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