不規則分布二変数関数データに対するC^k級補間法
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概要
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平面内で不規則に分布した各離散点の上で関数値等が与えられた不規則分布二変数関数データに対して, 少なくともC^1級以上の滑らかな補間関数を構成するためには, 格子状に規則正しく分布したデータの場合とは異なる特殊な補間法の開発が必要とされる. 本論文では, 各離散点を頂点として定義域を細分する三角網と, 各離散点において与えられた関数値およびk階までの偏微分係数とを利用して, 定義域全体にわたってC^k級となる補間関数を各三角形領域ごとに構成する局所的な補間法について議論する. 最初に本C^k級補間法の計算法の概要を述べ, 次に定式化, 特性, 誤差解析を示し, 最後に数種の試験関数に対する本手法の最大誤差と誤差限界の値を呈示する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1981-11-15
著者
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