追跡対象の動きを利用した多数カメラの位置・姿勢推定

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概要

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本報告では追跡対象の動きを利用して、多視点システムのカメラの位置・姿勢を推定する手法について述べる。多視点人物追跡システムにおいて、カメラ数の増加によって、手作業でのカメラ校正は困難になる。また、カメラ数が多いと長期にわたってカメラの位置・姿勢を維持・管理していくためのコストも大きくなる。これらの問題を解決するため、カメラ間の整合性をとりながら多数のカメラ位置・姿勢を推定する手法を提案する。本手法ではカメラ位置・姿勢に関する情報(相関・共分散行列)を各カメラで分散的に持つことで、計算量の増大を避ける。実験により本手法の有効性を示した。
一般社団法人情報処理学会の論文
2002-01-17

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