食物および飲料に対する嗜好性の評価
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
実験動物を用いて, 人間の食物や飲料に対する嗜好性が推定できるかという問題についてシンポジウムで発表した内容の一部をまとめた。動物の嗜好は, 基本的には人間には当てはまらないが, 動物と人間に共通の特定の生理的条件のもとでは, 有用な解析の手段となる。ここでは, ビールの多飲料特性および, 脂肪に対する高い嗜好性について, 実験動物を用いた研究を紹介する。
- 社団法人 日本栄養・食糧学会の論文
- 2003-08-10
著者
関連論文
- 食嗜好とエネルギー消費を基盤とした食品健康科学研究 : (平成21年度日本栄養・食糧学会学会賞受賞)
- ジャスミンの淡い香りのリラックス効果--ジャスミン茶を用いた研究から (特集 植物の香りシリーズ(13)ジャスミンとその精油の生理・心理的作用と効用について)
- 食嗜好とエネルギー消費を基盤とした食品健康科学研究
- P-035 長鎖脂肪酸の濃度がマウスの嗜好に及ぼす影響(ポスターセッション,2007年度日本味と匂学会第41回大会)
- P-045. 長鎖脂肪酸トリアシルグリセロール (LCT) と中鎖脂肪酸トリアシルグリセロール (MCT) の報酬効果強度の比較(ポスターセッション, 2006年度日本味と匂学会第40回大会)
- P-036 コーン油の口腔内刺激に依存した嗜好性の評価(ポスターセッション,2007年度日本味と匂学会第41回大会)
- P-005 舌上におけるGタンパク共役型脂肪酸受容体の発現(ポスターセッション,2007年度日本味と匂学会第41回大会)
- P-047. Opioid 拮抗薬投与が油脂摂取パターンに与える影響(ポスターセッション, 2006年度日本味と匂学会第40回大会)
- P2-01 脂肪のエネルギー情報が嗜好性及び報酬強度に及ぼす影響(2005年度日本味と匂学会第39回大会)
- 無刺激性カプサイシン類似物質カプシエイトの体熱産生亢進・体脂肪蓄積抑制効果
- 4. 甘味品種トウガラシCH-19 Sweetと無辛味カプサイシン類似化合物質カプシエイトの体熱産生効果
- 口腔内における脂肪酸受容
- ショウガ摂取がヒト体表温に及ぼす影響
- 運動・栄養と中枢性疲労発生機構 : TGF-βによる中枢性疲労発生と代謝調節
- 運動・栄養と中枢性疲労発生機構 : TGF-βによる中枢性疲労発生と代謝調節
- 上皮細胞の代謝を制御する膜結合型セリンプロテアーゼMT-SP1 : 組織修復やアポトーシスにも関与する一方、癌の浸潤も容易にさせてしまう側面も
- 食品による疲労回復促進作用を評価できる系の開発 : 流水プールを用いたマウスの持久運動能力の測定 : 動物
- P1-06 ジャスミン茶に含まれる香気成分が自律神経活動に及ぼす影響
- 脂肪酸トランスポーター〔含 議論〕 (第171回必須アミノ酸研究協議会)
- スポーツドリンクの機能と開発
- P1-43 自由行動ラットの溶液摂取行動時における中枢ニューロン活動
- P1-02 コーン油の報酬効果に対するエネルギーおよび口腔内刺激の重要性の検討
- 脂肪と味覚
- P2-29 脂肪酸で味わう食脂肪の美味しさ
- 液体シンチレーションカウンタ用固体シンチレータを用いた^Caの計測
- 脂肪細胞分化におけるコアクチベーターCBPの機能解析
- 脂肪細胞の情報伝達 : PPARネットワーク
- 5. オレイルアルコールはラットにおいて小腸での長鎖脂肪酸の吸収を阻害する
- 小腸における脂肪酸輸送担体の探索 : 動物
- 不快な味刺激に関与する脳内物質の検討
- ビールの多飲量性について(酒類のおいしさ-香りと味 5)
- 運動による筋肉のグルコース吸収機構 : AMP-activated Protein Kinase (AMPK) の関与を中心とする最近の研究の進展
- 食品科学的立場からみた脂肪の美味しさについて
- 食品・栄養学の立場から : 油を含む食品は何故美味しいのか(第30回味と匂のシンポジウム)
- 油と美味しさについての一考察
- おいしさを調節する脳内物質の探索 : ヒドラを用いた実験手法(II おいしく味わう脳のしくみ : 脳内物質の観点から 5)
- マウスを用いたCPP法による脂肪の嗜好性に関する検討
- シンポジウム(3)食の世界 (1999年度日本味と匂学会第33回大会(10月6-8日、東京))
- 「鰹だし」風味の食餌の初期経験が後の嗜好性に及ぼす影響
- P1-03 離乳食としての鰹だし風味経験は後の鰹だしに対する嗜好性を高める
- W1-2-4 「鰹だし」は執着をおこさせる調味料である(パート2.味・食、新手法など)(味と匂いの研究の新機軸を目指して)
- 「鰹だし」の風味を添加した高炭水化物食が高脂肪食の摂取量に及ぼす影響
- 「だし」のおいしさは旨味だけで説明できるか
- 大豆タンパク質由来ペプチドの運動トレーニング時の脂肪蓄積抑制効果 : 動物
- ジャスミン茶の香りが自律神経活動,心理状態,作業効率に及ぼす作用 (第3回アロマ・サイエンス・フォーラム2002講演)
- トウガラシの辛味と痛みとエネルギー代謝
- 8.食品成分によるエネルギー消費の戦略的増強 : 無辛味トウガラシを用いた例(おいしさのシグナルと肥満(ダイエット)の科学)
- 味を感じるメカニズムと脂肪の受容
- 6.うま味とにおいのインターラクション : 鰹ダシのおいしさを例に(食における味とにおいの接点-6,うまみ研究会公開シンポジウム)
- 油脂とおいしさ (特集:食用油脂の研究開発の動向)
- 食べ物のおいしさの科学 : 脂は三日食べたらやめられない(よりよい健康生活をめざして〜QOLを高めて充実した健康生活を過ごすために〜,平成16年度公開講座講演要旨)
- おいしさの認識機構 (特集:おいしさの知覚と感性バイオセンシング技術)
- 高度受諾性食資源特性のデザイン (特集:食資源研究の展望)
- 栄養学・生理学からみた食べ物の美味しさ
- 1.特集にあたって(食における味とにおいの接点-1,うまみ研究会公開シンポジウム)
- S1-2 やみつきのおいしさ : 現代人の食行動のモデル(おいしさの科学基盤を探る, 2005年度日本味と匂学会第39回大会)
- おいしさを評価する方法の探索
- ボーダーのない栄養学の時代 : 食が足りた人間に対する栄養学の新しい使命
- ISOT/JASTS 2004を終えて(ISOT/JASTS 2004)
- 日本食と健康 : 油脂及びだし嗜好のメカニズム
- 食物および飲料に対する嗜好性の評価
- コクと日本酒
- 京都大学農学研究科食品生物科学専攻栄養化学研究室
- 1.特集にあたって(食べ物のおいしさと"こく")
- 高分子の味わい
- グルタミン酸の科学 : うま味から神経伝達まで, 栗原堅三 小野武年 渡辺明治 林裕造著, 講談社サンエンティフィク, 196頁, 3,200円, 2000年9月
- 運動と栄養
- P-102 NIRSによるフレーバー添加効果の測定 : オプティカルイメージングを用いた香料の開発(12)(ポスターセッション,2011年度日本味と匂学会第45回大会)
- うま味って何だろう, 栗原堅三著, ジュニア新書704, A6版172頁, 820円+税, 岩波書店, 東京, 2012年1月, ISBN978-4-00-500704-2
- 特集にあたって : 動物にとってのおいしさとは何か(味覚と食性1)
- 食品のおいしさと栄養
- 蓼食う虫も好きずきを科学する