SDSによるアクトミオシンからのフェノ-ル試薬陽性物質の遊離
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概要
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On heating actomyosin (AM) solution from various fish species at 60°C, low molecular phenol reagent-positive substances were slowly liberated. However, a remarkable liberation was induced also by the addition of 0.4% (w/v) sodium dodecylsulfate (SDS) to the solution. On heating the solution under the presence of SDS at this temperature, the liberation was completed within 30 minutes. SDS did not influence the blue coloration of tyrosine with phenol reagent.The unheated AM solution was treated with chloroform-methanol (2: 1), and fractionated to the protein fraction, water-soluble fraction and oil fraction. The last two fractions were phenol reagent-positive, and the water soluble fraction agve a ninhydrin positive test. The phenol reagent-positive substance in the oil fraction was identified as α-tochopherol.From the above results, it was suggested that the AM molecule included large quantities of phenol reagent-positive substances, such as amino acids and α-tochopherol, among its subunits, and that it released them during heating.
- 社団法人 日本水産学会の論文
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