メロン葉外植片からのカルス誘導とその植物体再生 : 培養細胞系による耐病性メロンの育成 (第I報)
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概要
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メロン苗の若い葉から得た外植片をIAAとカイネチンを含むMS培地で培養し, カルス誘導とその再生条件を検討したところ, 80種のホルモン濃度区のうち, 16種の組合せ濃度区で再生体が得られ, そのうち3接の濃度区については2, 4-D・カイネチンで誘導したカルスからも再生体を得ることができた. 得られた再生植物は通常の栽培環境において順調に生育し, 花芽形成に止まらず, 交配による種子生産も可能であった. これらの結果は, メロン品種春系3号と冬系4号のF1個体を用いて得られたものであるが, ここで検討した再生条件のいずれかが, 同一品種であれば親系統の異なる諸種雑種個体の再生に適用できることが明らかになった.
著者
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豊田 秀吉
近畿大学農学部
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大内 成志
近畿大学農学部
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竹林 晃男
近畿大学附属湯浅農場
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清水 邦彦
近畿大学農学部
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茶谷 和行
近畿大学農学部
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前田 和彦
近畿大学附属湯浅農場
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宋 英凱
近畿大学農学部
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