Pseudomonas solanacearum に対するインドールおよびその関連化合物の抗細菌活性 : (第3報)トマト切枝および遺伝子標識病原細菌を用いたイジドール誘導体の抗細菌活性検定
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概要
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植物体に処理したインドール誘導体の抗細菌活性を検討するため, トマト切枝葉によるアッセイ系を確立した。青枯病菌の染色体に検出マーカー遣伝子(lux オペロンと tet^r 遺伝子)を接合伝達法で導入し, 病原菌の増殖をテトラサイクリン抵抗性と発光能によって追跡した。次に, 遺伝子標識細菌を切枝葉に接種して病原性が保持されていることを確認した後, 各種濃度のインドール, 3-インドールプロピオン酸および3-インドールアクリル酸を切枝葉に処理して病原菌増殖に対する影響を検討した。その結果, 3-インドールプロピオン酸処理によって病原菌の増殖ならびに萎凋出現がもっとも効果的に抑制された。これらの効果から, 本法は各種化合物の in vivo 抗細菌活性の測定に有効であると考えた。
- 日本植物病理学会の論文
- 1992-12-25
著者
-
角谷 晃司
近畿大薬総研
-
坂本 秀樹
カゴメ総研
-
松田 一彦
近畿大学農学部
-
豊田 秀吉
近畿大学農学部
-
大内 成志
近畿大学農学部
-
道後 充恵
近大農
-
松田 一彦
近畿大 農
-
松田 一彦
近畿大学農学部農芸化学科
-
濱田 昌之
近畿大学農学部農芸化学科
-
道後 充恵
近畿大学農学部
-
西田 隆次
近畿大学農学部
-
角谷 晃司
近畿大学農学部
-
坂 秀樹
近畿大学農学部
-
濱田 昌之
近畿大学農学部農芸化学科農薬化学研究室
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