Pseudomonas solanacearumに対するインドールの抗細菌活性 : 第2報 : インドール誘導体の抗細菌活性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
青枯れ病防除薬剤の開発を目的として, インドールおよびその誘導体10種について, P. solanacearumに対する抑制効果を検討した。その結果, インドール, 3-インドールプロピオン酸(I-3P)および3-インドールアクリル酸(I-3A)に強い抑制作用が認められたので, さらに7系統のP. solanacearumと4種のPseudomonas属細菌を供試し, これらの化合物の細菌増殖に及ぼす効果を調べた。その結果, I-3PとI-3Aはインドールの5〜10倍の抑制効果を示し, P. solanacearumの増殖のみを選択的に抑制することが明らかとなった。
- 日本植物病理学会の論文
- 1991-12-25
著者
-
角谷 晃司
近畿大薬総研
-
松田 一彦
近畿大学農学部
-
豊田 秀吉
近畿大学農学部
-
大内 成志
近畿大学農学部
-
道後 充恵
近大農
-
松田 克礼
近畿大学農学部
-
松田 一彦
近畿大 農
-
松田 一彦
近畿大学農学部農芸化学科
-
山下 修司
近畿大農
-
濱田 昌之
近畿大学農学部農芸化学科
-
道後 充恵
近畿大学農学部
-
角谷 晃司
近畿大学農学部
-
濱田 昌之
近畿大学農学部農芸化学科農薬化学研究室
-
赤座 啓史
近畿大学農学部
-
山下 修司
近畿大学農学部
-
今西 由香
近畿大学農学部
-
赤座 啓史
近畿大農
関連論文
- 静電気で病害虫を断つ : 静電場スクリーンの開発と実用化
- (89)トマトうどんこ病菌Oidium neolycoprsiciの感染挙動解析およびその宿主範囲の検討(平成15年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- (147) エンド型およびエキソ型ポリガラクツロナーゼ遺伝子の塩基置換を利用したトマト根腐萎凋病菌菌株間での識別マーカーの開発(平成17年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- (175) 野生種トマトにおけるトマトうどんこ病菌Oidium neolycopersici抵抗性系統の選抜(平成17年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- (174) 高解像能デジタルマイクロスコープによるトマトうどんこ病菌分生胞子発芽の連続観察(平成17年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- (160)デジタルマイクロスコープを用いたうどんこ病菌の感染挙動と単一胞子RT-PCR/Nested PCRによる遺伝子発現の動的解析(平成16年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- (159)デジタルマイクロスコープを利用した単一胞子PCRによるうどんこ病菌ITS領域の解析(平成16年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- (158)デジタルマイクロスコープを利用したトマト葉上におけるOidium neolycopersiciによる分生胞子形成の連続観察(平成16年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- 抗青枯病薬剤3-(3-インドリル)酪酸の緑藻に対する増殖抑制効果(関西部会講演要旨)
- 5-フルオロインドール(5-FI)によるフザリウム病菌の抑制と5-FI耐性植物の作出(VIII)酵母由来アントラニル酸合成変異遺伝子(mas遺伝子)のクローニング
- (221) トマト根における3-(3インドリル)酪酸の主要代謝物の同定 (平成11年度 日本植物病理学会大会)
- トマトうどんこ病菌接種検定による病害抵抗性遺伝子の検索 : 栽培種および野生種トマトにおける抵抗性ならびに感受性の評価
- 温室トマトにおける新規うどんこ病の世界的流行と病原菌の同定ならびにその防除対策について
- Insect Control (日本農薬学会誌 [第11回IUPAC農薬化学国際会議]特別号(2007)) -- (Poster Session: Mode of Action, Resistance Mechanism and New Targets)
- C219 鱗翅目昆虫幼虫に対して経口感染性を示すクロコウスバカゲロウ幼虫由来の微生物(病理学・微生物的防除)
- Pestalotiopsis属菌によるブドウ果実の市場病害の発生
- 神経系イオンチャネルを標的とする殺虫剤の作用および選択性発現機構の研究(学会賞受賞論文(業績賞・研究))
- (216)5-フルオロインドール(5-FI)によるフザリウム病菌の抑制と5-FI耐性植物の作出(IX)シロイヌナズナ由来アントラニル酸合成酵素変異遺伝子(masa遺伝子)のクローニング(平成15年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- (119)フザリウム病菌の4つのポリガラクチュロナーゼ遺伝子を利用した分子系統解析(平成16年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- (26)Pricking RT-PCRによるオオムギうどんこ病菌からの遺伝子クローニング(I)
- キチン分解性グラム陽性細菌 Kurthia zoRfiiのキチナーゼ生産遺伝子 chiSH1の塩基配列の決定とオオムギうどんこ病生物防除へのキチナーゼ
- キチナーゼ処理による Sphaerotheca 属うどんこ病菌吸器の分解
- (4) 青枯病菌Virulent phageの宿主認識機構とその遺伝子解析 : II. Virulent phageのtransfection (関西部会講演要旨)
- (44) 組織培養系を用いて作出した青枯病抵抗性トマト系統の後代検定 (関西部会)
- (26)Microinjection-in situ PCR(MI-PCR)によるオオムギ子葉鞘単一細胞からの遺伝子クローニング(VIII)細胞内RT-PCRにおける指標遺伝子の検索(平成14年度 日本植物病理学会大会講演要旨)
- Microinjection-in situ PCR(MI-PCR)によるオオムギ子葉鞘単一細胞からの遺伝子クローニング(VII)プライマーと温度設定による増幅遺伝子の調節(関西部会講演要旨)
- オオムギ子葉鞘接種うどんこ病菌の吸器形成を特異的に抑制する化学物質の検索
- A201 イミダクロプリドのプロドラッグ設計と薬理的挙動
- D101 ショウジョウバエKenyon細胞に対するネオニコチノイドの作用
- C208 培養昆虫神経細胞に存在するイオンチャネル類の応答のpatch-clamp法による記録
- B317 イミダクロプリドのイミノ部およびピリジン部の構造変化によるニコチン性アセチルコリンレセプターに対する作用機構の変化
- C119 ネオニコチノイド殺虫剤との相互作用におけるα7 ニコチン性アセチルコリンレセプターの loop D の役割
- (52)キチン質分解性細菌Pseudomonas fluorescens KPM-018Pの植物葉面定着性の検討(関西部会講演要旨)(平成15年度地域部会講演要旨)
- (51)キチン質分解性細菌Pseudomonas fluorescens KPM-018Pを利用した食葉性害虫ニジュウヤホシテントウの生物防除(関西部会講演要旨)(平成15年度地域部会講演要旨)
- (50)キチン質分解性細菌Alcaligenes paradoxus KPM-012Aを利用した食葉性害虫ニジュウヤホシテントウの生物防除(関西部会講演要旨)(平成15年度地域部会講演要旨)
- (96)Sphingobacterium multiborumが生産するキトサナーゼによるFusarium oxyporumの菌糸伸長の抑制とキトサナーゼ遺伝子(csnSM1)のクローニング(平成14年度 日本植物病理学会大会講演要旨)
- (202) 青枯病菌 virulent phage の宿主認識機構とその遺伝子解析 : IlI. Virulent phage のRFLP分析 (日本植物病理学会大会)
- (47)トマトgypsy様レトロトランスポゾンの逆転写酵素領域における変異の解析(関西部会講演要旨)(平成15年度地域部会講演要旨)
- (66)5-フルオロインドール(5-FI)によるフザリウム病菌の抑制と5-FI耐性植物の作出(V) : シロイヌナズナおよびトマトへのアントラニル酸突然変異遺伝子の導入と発現解析(平成16年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- アリジゴクの殺虫性タンパク質および関連物質の分子構造と作用機構に関する研究
- 3-インドールプロピオン酸(IPA)による水耕栽培トマトの青枯病防除とトマト組織におけるIPAの無毒化
- 5-fluoroindole処理によるトマト萎ちょう病菌の発芽管および菌糸先端の球状化
- (163) 組織培養系を利用して選抜した青枯病抵抗性トマトの自殖後代における抵抗性検定 (日本植物病理学会大会)
- Pseudomonas solanacearumに対するインドールおよびその関連化合物の抗細菌活性 : (第5報)トマト葉中における3-インドールプロピオン酸の主要代謝物の同定
- (200) インドール類縁化合物の青枯病菌に対する抗菌活性 (日本植物病理大会)
- A208 置換インドールプロピオン酸類の置換基構造と青枯病菌に対する抗菌活性との関係
- Pseudomonas solanacearum に対するインドールおよびその関連化合物の抗細菌活性 : (第3報)トマト切枝および遺伝子標識病原細菌を用いたイジドール誘導体の抗細菌活性検定
- B207 Loop E領域の構造変化により引き起こされるα7ニコチン性アセチルコリン受容体のアゴニスト認識様式の変化
- C219 ハマスゲ由来セスキテルペンケトン酸化誘導体のHPPD阻害活性
- ネオニコチノイドに対するリコンビナントヒヨコα7ニコチン性アセチルコリン受容体の応答 : Loop Fにおけるイソロイシン191の芳香族アミノ酸への変異の影響
- C107 ニコチン性アセチルコリン受容体とネオニコチノイドの相互作用に対するαサブユニットloop B-C間領域の寄与
- B403 イミダクロプリドとの相互作用に関与するニコチン性アセチルコリン受容体のαサブユニット上のアミノ酸残基
- B402 リガンド結合部位の in silico モデルに基づくネオニコチノイドの受容体選択性に寄与する構造因子の予測
- B311 ハイブリッドニコチン性アセチルコリン受容体に対するネオニコチノイド系殺虫剤の電気生理学的活性
- C227 ネオニコチノイドのニトロ基と相互作用するニコチン性アセチルコリン受容体のアミノ酸残基
- B318 新規ネオニコチノイドクロチアニジンの作用機構
- A101 α7 ニコチン性アセチルコリンレセプターの一変異体に対するクロロニコチニル系殺虫剤の作用
- α7ニコチン性アセチルコリンレセプターの一変異体に対するクロロニコチニル系殺虫剤の作用
- (176) オオムギうどんこ病菌による子葉鞘細胞において傷害刺激で誘導されるキチナーゼ遺伝子の能動的抑制(平成17年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- オオムギ子葉鞘表皮細胞から顕微抽出した細胞質に存在するmRNAの Direct RT-PCR 法による増幅-植物病原菌感染宿主細胞における遺伝子発現解析のモデルシステム
- (78)Microinjection-in situ PCR (MI-PCR)によるオオムギ子葉鞘単一細胞からの遺伝子クローニング(IX)細胞内吸引法を利用した遺伝子発現の特異的検出(平成15年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- (69) 抗菌性根面細菌による土壌病害防除法の検討 (関西部会講演要旨)
- ピレスロイドの作用機構
- [日本農薬]学会賞受賞論文(業績賞・研究) 神経系イオンチャンネルを標的とする殺虫剤の作用および選択性発現機構の研究
- Current and Future R&D Activities in Agrochemical Area in China and Japan (Insecticide)
- (176) 青枯病菌virulent phageの宿主認識機構とその遺伝子解析 : (1) Virulent phageの物理化学的・生物学的性質 (平成元年度日本植物病理学大会講演要旨)
- トマト青枯病菌染色体からのプロモーターの分離と宿主ベクター系の構築
- Topic 4 Mode of Action and Resistance
- 昆虫-微生物共生系の科学 : ウスバカゲロウ科昆虫の生態と共生微生物
- ネオニコチノイドの選択毒性の分子基盤(農薬生物活性の新展開)
- ニコチン性アセチルコリン受容体に対するアゴニスト・アンタゴニスト活性測定法
- S1-2 ネオニコチノイドの選択毒性の分子基盤
- ピレスロイド系殺虫剤の構造活性相関と作用機構
- トマト青枯病菌汚染圃場から分離された溶菌型バクテリオファージの諸特性
- 野生種トマトの栽培とアンチエイジング物質の抽出に関する基礎的研究
- Industrially legumes disinfestations with medicinal herbs for Callosobruchus maculates(New Chemistry,Poster,1) Pest Management, Crop Protection and Vector Control)
- 虫害・線虫害防除の最前線から学ぶ
- (227) インドール類縁化合物の青枯病菌に対する抗菌活性の in vivo 検定 (日本植物病理学会大会)
- (226) 3-Indolepropionic acid および関連化合物の構造と青枯病菌に対する抗菌活性の関係 (日本植物病理学会大会)
- ポリガラクツロナーゼ遺伝子の塩基置換を利用したトマト根腐萎凋病菌菌株間での識別マーカーの開発(関西部会講演要旨,平成17年度地域部会講演要旨)
- Pseudomonas solanacearumに対するインドールの抗細菌活性 : 第2報 : インドール誘導体の抗細菌活性
- (91) Klebsiella oxytoca の生産する抗細菌物質の分離とその化学構造の決定 (関西部会)
- トマトにおけるTy1/copia型およびTy3/gyspy型レトロトランスポゾンのクローニング
- (273)トマトレトロトランスポゾンの発現解析(平成14年度 日本植物病理学会大会講演要旨)
- (272)トマトにおけるTy1/copia型およびTy3/gypsy型レトロトランスポゾンのクローニング(平成14年度 日本植物病理学会大会講演要旨)
- トマト葉原基への変異誘起剤処理条件ならびに変異葉からの個体再生条件の解析
- (72) 青枯病菌phageの外被タンパク遺伝子のクローニング (関西部会)
- 外来遺伝子の導入とその発現解析
- (235) トマト青枯病菌のプロモーター領域の検索 (日本植物病理学会大会)
- (22) 細菌間の接合伝達による形質転換体の作出 (関西部会)
- (150) 青枯病菌の増殖を抑制するインドール化合物の作用機作 (日本植物病理学会大会)
- (92) 青枯病菌の増殖に及ぼすインドール化合物の抑制効果 (関西部会)
- 殺虫剤研究の未来へのかけ橋
- 標的受容体の構造変異に起因する殺虫剤抵抗性と展望 : ネオニコチノイドの事例 (もっと薬剤抵抗性マネジメントを考えよう)
- 標的受容体の構造変異に起因する殺虫剤抵抗性と展望 : ネオニコチノイドの事例(もっと薬剤抵抗性マネジメントを考えよう)
- Burkholderia cepaciaからクローニングしたキチナーゼ遺伝子の塩基配列決定
- A203 γ-BHC関連化合物の合成と活性(分子設計 天然物化学,一般講演要旨)
- 天然殺虫成分ピレスリンのエステル結合形成機構の解明 : 温故知新 : ピレスリン生合成から学ぶGDSLリパーゼ/エステラーゼファミリー酵素の機能
- 標的受容体の構造変異に起因する殺虫剤抵抗性と展望 : ネオニコチノイドの事例