分離マウス肝細胞を標的細胞とするcell-mediated cytotoxicityに及ぼすprostaglandin E<SUB>1</SUB>の効果
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概要
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近交系C57 BL/6マウスに同系肝抗原を免疫することにより実験肝炎モデルを作製し,このマウスより得た感作脾細胞をeffector cell, syngeneicな分離肝細胞をtarget cellとする,cytotoxic assay systemにおいて,外因性に添加したprostaglandin (PG) E<SUB>1</SUB>及びindomethacinの影響について検索した.その結果,比較的低濃度(1×10<SUP>-7</SUP>M)のPGE、をassay開始と同時に添加することにより肝細胞障害が抑制されることが明らかとなったが,target cell及び,effector cellをそれぞれ別個にpreincubateしても大きな変化はなく,PGE<SUB>1</SUB>の作用には時間的要素が重要であると思われた.一方indomethacinは1×10<SUP>-7</SUP>Mで肝細胞障害をむしろ亢進させる効果を示したが,それ自体の肝毒性は検出されず,このassay系において,内因性のPG系が,細胞障害に抑制的に働いていることが推測された.
著者
-
吉田 弘道
千葉大学第一内科
-
若新 洋子
千葉大学第一内科
-
加藤 功
千葉大学第一内科
-
森 義雄
千葉大学第一内科
-
森 照男
千葉大学第一内科
-
若新 政史
千葉大学第一内科
-
奥田 邦雄
千葉大学第1内科
-
家里 憲二
千葉大学第一内科
-
上田 志朗
千葉大学第1内科
-
小川 真
千葉大学第1内科
-
若新 政史
千葉大学第1内科
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吉田 弘道
千葉大学第1内科
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家里 憲二
千葉大学第1内科
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若新 洋子
千葉大学第1内科
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加藤 功
千葉大学第1内科
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森 照男
千葉大学第1内科
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森 義雄
千葉大学第1内科
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