69. セイヨウナシ果実成長に伴う植物ホルモンの濃度変動(口頭発表,植物化学調節学会第46回大会)
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概要
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Plant hormones play important roles in development and ripening of fruits. Generally, auxins, gibberellins, and cytokinins are known to be required for fruit set, on the other hand, ethylene is responsible for ripening. However, especially in fruit tree, there are no reports about comprehensive analysis of plant hormones during fruit development and ripening. In this study, we analyzed the concentrations of 15 plant hormones of pear fruits in a time-course manner, from flowering to ripening. Ethylene was quantified with time after harvesting. Time-course experiments revealed the various changes in hormone concentrations during development and ripening of pear fruits. Concentrations of brassinosteroids increased from 2 month after flowering, and reached the maximum during ripening. This is the first report about the relation between brassinosteroids and ripening. Abscisic acid also showed the higher concentration at the ripening stage. This increase may be resulted from various stresses such as osmotic stress by fruit harvesting. This work was supported by the Program for Promotion of Basic and Applied Researches for Innovations in Bio-oriented Industry (BRAIN).
- 2011-10-03
著者
-
村山 秀樹
山形大学農学部
-
軸丸 裕介
理研・植物科学研究センター・生長制御研究グループ
-
山口 信次郎
理化学研究所植物科学研究センター
-
山口 信次郎
理研・植物科学研究センター
-
高品 善
山形県農業総合研究セ 農業生産技試
-
高品 善
山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場
-
白武 勝裕
名古屋大院生命農学研究科
-
白武 勝裕
名古屋大生命農学研究
-
村山 秀樹
山形大農学部
-
及川 彰
理研
-
軸丸 裕介
理研・PSC
-
山口 信次郎
理研・植物科学センター
-
及川 彰
理研PSC
-
村山 秀樹
山形大・農
-
白武 勝裕
名古屋大学大学院生命農学研究科
-
五十鈴川 寛司
山形農総研セ
-
軸丸 裕介
理化学研究所植物機能研究室
-
斉藤 和季
理化学研究所植物科学研究センター
-
斉藤 和季
理研psc:千葉大院・薬
-
斉藤 和季
千葉大学大学院薬学研究院
-
斎藤 和季
理研植物科学センター
-
斉藤 和季
理研・植物科学研究センター・基礎代謝研究チーム
-
斎藤 和季
千葉大・薬・薬用資源センター
-
及川 彰
理研・植物科学研究センター(鶴岡)
-
大塚 貴生
理研・植物科学研究センター(鶴岡)
-
五十鈴川 寛司
山形県農業総合研究センター
-
斉藤 和季
理研・植物科学研究センター:千葉大院・薬学研究院
-
白武 勝裕
名古屋大院・生命農学研究科
-
高品 善
山形県農業総合研究センター
-
軸丸 裕介
独立行政法人理化学研究所植物科学研究センター
-
斉藤 和季
理研psc:千葉大学大学院薬学研究科
-
斉藤 和季
理研・植物センター:千葉大・薬
-
及川 彰
理研・植物センター
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