62. ストリゴラクトン経路におけるD14タンパク質の機能解析(口頭発表,植物化学調節学会第46回大会)
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概要
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Strigolactone (SL) was firstly identified as seed germination stimulants of parasitic plants such as Striga and Orobanche. Recently, SLs were identified as symbiotic signals of arbascular mycorhizal (AM) fungi that supply inorganic nutrients to the host plant. More recently SL or its metabolite has been identified as a novel plant hormone which inhibits shoot branching. Among tillering dwarf (d) mutants of rice, d10, d17, and d27 are biosynthetic mutants of SL. On the other hand d3 mutant is an F-box mutant, and this protein is thought to be involved in the signaling pathway of SL. Recently, we have discovered that d14 is an SL insensitive mutant and accumulates a higher amount of SL as does the d3 F-box mutant. The D14 gene encodes an α/β-fold-hydrolase family protein, and a soluble receptor of gibberellins, GID1, belongs to the same family. On the basis of these backgrounds, we can make two hypotheses for the biochemical function of D14 protein in the SL pathway; (1) D14 acts as a biosynthetic enzyme that converts SL to an active form of the hormone (2) D14 acts as a receptor of SL. To clarify the physiological role of D14 protein, we have been studying the biochemical function of D14 using recombinant D14 protein and synthetic radio-labeled SL.
- 2011-10-03
著者
-
山口 信次郎
理化学研究所植物科学研究センター
-
花田 篤志
理研・植物科学研究センター
-
山口 信次郎
理研・植物科学研究センター
-
梅原 三貴久
理化学研究所・植物科学研究センター
-
花田 篤志
理化学研究所・植物科学研究センター
-
秋山 康紀
大阪府立大学・生命環境科学研究科
-
武田(神谷) 紀子
理化学研究所・植物科学研究センター
-
瀬戸 義哉
北海道大学大学院・農学院
-
梅原 三貴久
理研・PSC
-
花田 篤志
理研・PSC
-
山口 信次郎
理化学研究所国際フロンティア
-
秋山 康紀
大阪府立大学大学院生命環境科学研究科
-
秋山 康紀
大阪府立大学 大学院
-
秋山 康紀
大阪府大院・生命環境・応用生命科学
-
瀬戸 義哉
理化学研究所・植物科学研究センター
-
山口 信次郎
理化学研究所・植物科学研究センター
-
梅原 三貴久
理研
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