Achromobacter stenohalis由来リポ多糖のリンパ球およびマクロファージに対する種々の生物活性
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概要
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Achromobacter stenohalis由来のリポ多糖(A-LPS)の生物活性を調べた. A-LPSは典型的なりポ多糖とは構造が異なっでいた. A-LPSを投与されたマウスはエンドトキシンショックを起こさなかった. A-LPSはin vitroにおいてマウスおよびヒ卜のマクロファージおよびBリンパ球に対し強い活性を示した. すなわちA-LPSでマクロファージを刺激したところ, IL-1分泌, IFNの産生および化学発光が誘導された. A-LPSは脾臓Bリンパ球に対し強いマイトジェン活性を有していた. しかし, Tリンパ球におけるIL-2分泌の誘導は観察されなかった. A-LPSのIL-2以外のこれらの活性は腸内細菌由来のLPSよりも高かった.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1989-10-15
著者
-
波岡 茂郎
全農家畜衛生研究所
-
波岡 茂郎
北海道大学獣医学部家畜内科学教室
-
林 正信
北海道大学獣医学部実験動物学
-
磯貝 恵美子
東日本学園大学
-
藤井 暢弘
札幌医科大学医学部微生物
-
小熊 恵二
札幌医科大学微生物
-
磯貝 浩
東日本学園大学口腔解剖学教室
-
高野 一雄
東日本学園大学口腔解剖学教室
-
小熊 恵二
北海道医療大学
-
張 国利
日米製薬株式会社
-
出日 英三郎
鹿児島大学農学部附属家畜病院
-
小熊 恵二
札幌医科大学
-
藤井 暢弘
札幌医科大学医学部微生物学講座
-
磯貝 浩
札幌医科大学医学部動物実験
-
高野 一雄
東日本学園大学歯学部口腔解剖学教室
-
波岡 茂郎
北海道大学
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