システム適合性試験における精度の推定
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In system suitability tests, the daily conditions of an analytical instrument are checked with the standard deviation (SD) of measurements as a criterion. This paper examines how exactly the SD values obtained from the measurements can indicate instrumental conditions. The HPLC measurement for acetaminophen is repeated six times daily to obtain an SD estimate, and these procedures are repeated for seven days. The degree of scattering of the seven SD values corresponds well to the 95% confidence intervals calculated from the chi-square distribution (n=6). Therefore it is concluded that the variability of the daily conditions of the HPLC system used in this study is too small to detect by referring to the SD estimates (n=6) and the daily change in the SD estimates only represents the error of the SD estimation itself. However, if the repetition number is 40 (n=40), the SD estimates will be a good indicator. Forty measurements are practically impossible for a slow analysis like HPLC, and this paper recommends the function of mutual information theory as a substitute for repetitive measurement.
- 社団法人日本薬学会の論文
- 2002-10-01
著者
-
松田 りえ子
国立医薬品食品衛生研究所
-
今井 一洋
東京大学大学院薬学系研究科
-
今井 一洋
武蔵野大学薬学研究所
-
林 譲
国立医薬品食品衛生研究所
-
松田 りえ子
愛知県衛生研究所
-
植田 泰輔
林純薬工業株式会社
-
松田 りえ子
国立医薬品食品研究所
-
林 讓
National Institute of Health Sciences
-
岩上 猛
林純薬工業株式会社
-
木村 良夫
林純薬工業株式会社
-
森本 副吉
林純薬工業株式会社
-
木村 良夫
林純薬工業
-
松田 りえ子
医薬品食品衛研
-
植田 泰輔
林純薬工業
関連論文
- LC-MSによる畜水産物およびはちみつ中アセフェート,メタミドホスおよびオメトエートの分析
- 食品中の残留農薬分析結果の不確かさの推定--試験室内妥当性評価結果を用いて
- 情報ひろば 入門講座 遺伝子組換え食品の見分け方および検知技術の考え方
- 院内製剤アズノール・エレース・キシロカイン含嗽液 (AEXG) の安定性と臨床適用
- B-31 院内製剤アズノール・エレース・キシロカイン含嗽液 (AEKG) の安定性の検討
- フォトダイオードアレイ検出HPLCによる農作物中の21農薬の一斉分析
- 帯状疱疹後神経痛治療のためのアスピリン軟膏の調製と臨床応用
- 塩酸ツロブテロール製剤の薬剤学的研究
- 乳幼児用軟質ポリ塩化ビニル製玩具からのフタル酸エステル暴露量の推定
- 競合ELISA法の検出限界をB/B_0曲線の傾きから求める方法
- アスピリン親水性軟膏の調製およびその慢性関節リウマチ病への適用
- ヒトにおける簡易経皮吸収測定法の考案 : 2%アスピリン軟膏への適用
- 高速液体クロマトグラフィーにおける検出下限の推定法の比較
- 食品からのアルミニウムの一日摂取量の推定
- Ethenzamideの経皮吸収に及ぼすN-Methyl-2-Pyrrolidoneの効果
- 安定な親水性アスピリン軟膏の調製
- P-66 安定な親水性アスピリン軟膏の調製
- キャピラリー電気泳動によるアスピリン軟膏中のアスピリンの迅速定量
- アムホテリシンB口腔用軟膏の試作と臨床適用
- 15 Amphotericin B 口腔用軟膏の調製と臨床適用
- 特定原材料(牛乳)測定の厚生労働省通知ELISA法確立のための複数機関による評価研究
- 野菜及び野菜加工食品に含まれる硝酸塩について
- 特定原材料(落花生)測定の厚生労働省通知ELISA法確立のための複数機関による評価研究
- 特定原材料(そば)測定の厚生労働省通知ELISA法確立のための複数機関による評価研究
- 特定原材料(小麦)測定の厚生労働省通知ELISA法確立のための複数機関による評価研究
- 3%ビダラビン軟膏の製剤学的評価
- 日本分析化学会の技能試験(分析の信頼性とバリデーション)
- 硝酸による酸部分分解とHPLC/ICP-MSを用いた米中の無機ヒ素定量法
- 20%アミノフィリン散および顆粒の検討
- 日本分析化学会における標準物質の開発(分析の信頼性とバリデーション)
- GC/MS (SIM) による魚介類中の重油関連汚染物の分析
- TaqMan Chemistry®に基づくリアルタイムPCRにより得られるデータの新規解析ソフトウェア(GiMlet)の開発とそれを用いたCt値変動要因の検討
- 葉菜およびミネラルウォーター中の過塩素酸塩濃度の実態調査
- 定量PCR法により得られる遺伝子組換えダイズ定量値に対するマトリクス品種の影響
- 第1-4回食品成分分析技能試験結果
- 食品衛生法告示ダミノジッド試験法の評価
- 食品衛生法告示臭素試験法の評価
- 食品衛生法告示エスプロカルブ等5農薬試験法の評価
- 抗原固相化競合免疫測定法の精度予測
- 1 食物アレルゲン(ピーナッツ,魚卵)(シンポジウム10 今注目すべきアレルゲンと病態,第18回日本アレルギー学会春季臨床大会)
- 384 プロシアニジンによる大腸炎発症予防効果とその作用メカニズムに関する検討(自己免疫, 第55回日本アレルギー学会秋季学術大会)
- 高速液体クロマトグラフィー分析の精度と検出限界に関する共同実験
- 日本分析化学会標準物質JSAC 0302, JSAC 0311, JSAC 0401, JSAC 0501, JSAC 0602-2, JSAC PT0711, JSAC PT0721の安定性試験結果
- クロマトグラムの積分方法が測定値の真度・精度へ与える影響
- HPLC分析における内標準法の有効性について
- システム適合性試験における精度の推定
- FUMI理論に基づく分析精度と効率を用いた電気化学検出HPLCの測定条件の最適化
- 粉末X線回折測定におけるFUMI理論の応用
- ダイオキシン類のGC/HRMS測定における検出下限の推定法の比較
- クロマトグラフィー分析における適切なデータ取り込み間隔とデータ処理に関する考察
- クロマトグラフィー分析における適切なデータ取り込み間隔の推定
- 経口的腸管洗浄剤の薬剤学的検討とその臨床応用
- γ-トコトリエノールの誘導体化によるγ-CEHCのtwo-step prodrugの開発
- 51)起立中の血中ノルエピネフリンの変化と循環動態について : 日本循環器学会第97回関東甲信越地方会
- 収去検査に伴うサンプリングの現状調査
- 試験法の妥当性評価ガイドラインについて
- 残留農薬分析のバリデーション
- 食物アレルゲンの主要抗原と検知法 (特集/食物アレルギー)
- HORRAT値
- RSD_rとRSD_R
- FUMI 理論による機器分析の測定精度の予測(農薬のリスク削減のための評価のあり方と方策)
- SII4 FUMI 理論による機器分析の測定精度の予測
- 食品中のダイオキシン類分析手法の精度管理 (特集2 食品中ダイオキシンの調査研究と対策)
- D-アミノ酸研究の最近の進歩
- 走化性物質によるモルモット好中球内のアクチン及びカルシウム動態の変化の同時測定
- ハチ毒由来の走化性ペプチドによる, 好中球の細胞内カルシウムの上昇
- ラット脳内におけるD-アミノ酸の分布と動態
- ラット精巣におけるD-アミノ酸について
- High-Performance Liquid Chromatography of Fullerence (C_) in Plasma Using Ultraviolet and Mass Spectrometric Detection
- Determination of D-Amino Acids in Serum from Patients with Renal Dysfunction
- 標識試薬
- 多剤同時投与並びに薬剤間の物理化学的相互作用 : その1 : タリビッド錠中オフロキサシンの溶出について
- I-B-1 Carbamazepine(CBZ), CBZ-10,11-epoxide(CBZE), 及びtrans-10,11-dihydroxy-10,11-dihydroCBZ(CBZH)の血中濃度同時測定について : CBZ単剤服用群とPhenobarbital及びHydantoin併用群の比較検討
- 学術貢献賞受賞本田進氏の業績
- 医療と分析化学
- 2種の蛍光物質を用いた, 好中球の遊走と細胞内カルシウム変化のリアルタイム同時測定
- 生体におけるD-アミノ酸
- D-アミノ酸と疾患
- 分析化学と水
- 高速液体クロマトグラフィー検出系の高感度化
- 口腔用2%セファランチン軟膏の調製とその臨床応用
- フェロミア^顆粒の配合変化試験
- 学術貢献賞受賞 中川照眞氏の業績
- 学術貢献賞受賞 今成登志男氏の業績
- 超高感度分析と医療への夢
- 奨励賞受賞三田智文氏の業績
- LC-MS/MSによる農産物中のヒドラメチルノンの分析
- トータルダイエット試料の分析による硝酸塩の摂取量推定
- ワイン,魚介類,精米,乳,粉乳およびヨーグルト中の過塩素酸塩濃度の実態調査
- トータルダイエット試料ならびに一食分試料の分析結果に基づくわが国におけるトランス脂肪摂取量の推定
- リアルタイムPCR法における検量線に基づき推定されるコピー数の変動要因
- 寒天中ホウ酸のICP-AESおよびICP-MSによる試験法の開発とその評価
- GC/MSによる食品中のポリ塩化ビフェニルの異性体分析
- LC-MS/MSによる農産物中のピンドン分析法
- 食品中メチル水銀の定量分析のためのフェニル誘導体化GC-MS法の開発
- LC-MS/MSによる緑茶中の残留農薬一斉試験法
- LC-MS/MSによる緑茶中の残留農薬一斉試験法
- タコ,イカ,ハマグリ,アサリおよびチョコレート中のカドミウム濃度の実態調査
- FUMI理論を活用した電気化学検出HPLCシステムの最適化
- トータルダイエット試料を用いた放射性セシウムの預託実効線量推定に関する解説