電流通電時の摺動コンタクトの接触抵抗とその材質との相関に関する実験的検討

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概要

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摺動コンタクトでは、コンタクト表面に電気的、物理的、ならびに、化学的な影響を受けてその信頼性に多大な影響を与える場合があると言われている。特に、コンタクトへの通電電流、ならびに、コンタクト表面の損傷は、その接触抵抗に対していろいろ悪影響を与える場合がある。本研究では、摺動コンタクトの接触抵抗の経時変化と通電電流の影響について調査し、さらに、材質に対する特性について調査した。その結果、コンタクトへの通電電流が接触抵抗の安定性に貢献することと、材質の特徴が大きいことを実験的に明らかにした。今般、諸先輩のご意見を賜りたくその結果の一部を報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-09-18

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