直方体室のインパルスレスポンスとハウリング生起の予測
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概要
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残響の多い室内で用いられる拡声装置、ハンズフリー電話機などのハウリング生起条件を定量的に予測してシステム設計に反映させることを目標として、ハウリングの生ずるレベルの定量化を検討した。まず直方体室内の音場伝送特性のシミュレーション手法を確立し、この結果の拡散音場仮定への適合性を論じた。また拡散音場における周波数レスポンスの「あばれ」を統計数学的に解析し、ハウリングレベルの予測法を与えた。最後にこの両者を対比し、この予測法が有効とみられることを結論した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-09-24
著者
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