打鍵レベルでの計算機演習室内の操作履歴の解析と実験データとの比較
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概要
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打鍵間隔などの基礎的な GUI 操作に要する時間に関して, 大学2, 3年生が主に利用する学生演習室内での日常操作履歴と, 実験室内で行った実験データを比較し, 実験室環境で被験者に与えられる影響の度合いを調べた. その結果, 実験室環境の影響は, 操作時間が全般的に短くなる形で表れた. 全般に, 実験室から得たデータは, 操作時間の分散が少なく特徴が掴みやすいデータが得られる. しかし, 演習室内のデータでも, 打鍵間隔の分散は大きくなく, 個人間のばらつきも少ない特徴のはっきりしたデータが得られていたことがわかり, 実験室内よりも, より実際的なユーザの行動を分析できることがわかった.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-01-29
著者
-
西田 知博
大阪学院大学
-
都倉 信樹
大阪大学基礎工学部情報工学科
-
都倉 信樹
大阪大学大学院基礎工学研究科
-
辻野 嘉宏
大阪大学大学院基礎工学研究科情報数理系専攻
-
西田 知博
大阪大学情報処理教育センター
-
大坪 正明
大阪大学大学院基礎工学研究科
-
西田 知博
大阪学院大学情報学部
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