移動ネットワークを含む分散システムとその上のスナップシヨット・アルゴリズム
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概要
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過去の研究における分散移動システムの多くは, 移動計算機は別々に移動し, 固定計算機と無線通信を行うとするシステムである. そこで本研究では, 複数の移動計算機からなるネットワーク(移動ネットワーク)が移動する拡張分散移動システムを提案する. またそのモデル上でスナップショット問題を考察する. 複数の移動計算機が群単位で移動するようにシステムを拡張することによって生じる問題点を指摘し, それを解決する3つのスナップショット・アルゴリズムを提案し, それぞれの比較・評価をおこなう. もっとも効率の良いアルゴリズムでは, 必要なメッセージ数が固定ネットワークおけるアルゴリズムと同じでメッセ一ジ数について最適であり, 必要な時間が分散移動システムにおけるアルゴリズムと同じであることを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-05-17
著者
-
桝田 秀夫
大阪大学大学院基礎工学研究科情報数理系
-
辻野 嘉宏
大阪大学基礎工学部情報工学科
-
都倉 信樹
大阪大学基礎工学部情報工学科
-
桝田 秀夫
大阪大学大学院基礎工学研究科情報数理系専攻
-
桝田 秀夫
大阪大学基礎工学部情報工学科
-
大堀 力
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究料
-
大堀 力
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科:(現)(株)nttデータ
-
桝田 秀夫
京都工繊大 情報科セ
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