障害物の重みを考慮した最短経路問題
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概要
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平面上の任意の2点間の最短経路を求める問題は,計算幾何学の基本的問題の一つである.本論文では境界が水平または垂直な線分で構成された重み付きの障害物のある平面上において,水平または垂直な線分で構成された経路を考える.そして,障害物をすべて回避する最短経路を求めるのではなく,障害物の重みと通過距離に応じた代償を払うことによりその障害物を通過できるものとする.障害物と2点が与えられたとき重み付きL_1距離と屈折数の両方を考慮した評価尺度による最短経路をO(n^2)時間,O(n^2)領域で求める手法を提案する.ここでnは障害物の頂点の総数を表す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-04-25
著者
-
辻野 嘉宏
大阪大学基礎工学部情報工学科
-
都倉 信樹
大阪大学基礎工学部情報工学科
-
安留 誠吾
南大阪大学
-
増澤 利光
大阪大学基礎工学部情報工学科
-
安留 誠吾
大阪大学基礎工学部情報工学科
-
安留 誠吾
大阪工業大学情報科学部
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