モナドを用いた関数型プログラムの逐次時間計算量の評価について
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概要
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Bird-Meertens Formalism(以下BMF)は関数型プログラムを記述する手法の一つで,これによって問題の仕様記述から具体的な手続きの記述を導出することができる.BMFで記述されるプログラムの有用性を明確にするため,また導出の方針を与える一手段として,本稿では,導出されるプログラムの逐次時間計算量(コスト)を評価する手法を提案する.この手法は,Moggiの提案したモナドを用いた計算の表現法を応用したもので,1)実現の方法によって変化するコストを表現できる,2)一階,高階関数ともに同様の手法で時間計算量を評価できる,などの特徴を持つ.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-05-19
著者
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