銅(II)イオン選択性電極を用いる清酒中のアミノ酸の簡易定量
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概要
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The reversed phase chromatography of ten amino acids (serine, glutamic acid, glycine, alanine, valine, methionine, leucine, isoleucine, phenylalanine, proline) in Japanese sake was studied by using a copper(II) ion selective electrode as detector. Chromatographic conditions were : column, TSKgel ODS-120A (particle size 5 μm, 4.6 mm i. d.×25 cm) ; mobile phase, waterethanol (95 : 5 v/v) ; flow rate, 0.23 cm^3 min^<-1>. The copper(II) reactant solution contained 10^<-5> mol dm^<-3> copper nitrate, 0.05 mol dm^<-3> 3-(N-morpholino)-propanesulfate buffer (pH 7.0), 0.05 mol dm^<-3> ammonium acetate and 1% (w/v) potassium nitrate, and was delivered at the flow rate of 0.27 cm^3 min^<-1>. The change of copper(II) ion activity by the post-column reaction between copper(II) reactant solution and amino acid was monitored with a copper(II) ion selective electrode (DKK 7141). Eight peaks were obtained, serine, glycine and alanine were not resolved. Calibration curves of seven amino acids were linear for 0.2〜1.5 μg/10 mm^3. Amino acids in Japanese sake could be simply determined.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1986-12-05
著者
-
和田 弘子
名古屋工業大学工学部応用化学科
-
和田 弘子
名古屋工業大学
-
浅野 泰一
電気化学計器(株)
-
中川 元吉
名古屋工業大学
-
浅野 泰一
電気化学計器
-
浅野 泰一
電気化学計器株式会社
-
大塚 知津子
名古屋工業大学
-
和田 弘子
名古屋工大
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