PANおよびその類縁体を指示薬とし,銅(II)標準溶液によるアルミニウムのEDTA滴定
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
アルミニウムはごく普通に存在する元素であるが,重量法で定量することは非常にむずかしく,EDTA滴定による方法が簡便である.アルミニウムの性質上,EDTAで直接滴定する方法は誤差を生じやすいので望ましくない.亜鉛標準溶液で逆滴定する方法がよく用いられているが,いくつか欠点がある,本報では,亜鉛標準溶液の代わりに,EDTAとのキレート生成定数がアルミニウムイオン(log<I>K</I>=16.1<SUP>1)</SUP>)より大きい銅(II)標準溶液(log<I>K</I>=18.8<SUP>1)</SUP>)を用い,1-(2-ピリジルアゾ)-2-ナフトール(PAN),1-(2-チアゾリルアゾ)-2-ナフトール(TAN)および4-(2-チアゾリルアゾ)-レゾルシン(TAR)を指示薬とする方法を検討し,最良の方法を提案した,
著者
関連論文
- 塩化物イオンの存在下ベンゾチアゾール-2-アルテヒド-2-キノリルヒドラゾンによるパラジウム(II)の溶媒抽出・吸光光度定量
- 固定化酵素カラムとリン酸塩ガラス膜フローセルを連結したL-アミノ酸の電位差測定流れ分析法(バイオアナリティカルケミストリー)
- 酸化銀を含むリン酸マグネシウムガラス膜のアンモニア応答性とその酵素電極への応用
- 1-アミノ-2-ナフトール-4-スルホン酸を用いる微量クロム(VI)の間接ポーラログラフ定量法
- 1-アミノ-2-ナフト-ル-4-スルホン酸酸化生成物のテンサンメトリ-波を用いる微量亜硝酸イオンの定量
- o-アミノフェノール酸化生成物のテンサメトリー波を用いる微量銀イオンの定量
- アリザリンコンプレキソンのテンサメトリー波を用いるシアン化物イオンの間接滴定
- ニッケルの指示薬としての2-(2-チアゾリルアゾ)安息香酸誘導体
- 分析試薬としての4-(2-チアゾリルアゾ)レゾルシン誘導体
- キレ-ト滴定によるアルミニウムの定量--EDTAまたはCyDTAをキレ-ト試薬とし,銅(2)溶液によってアルミニウムを逆滴定する場合の種々の条件の検討および理論的考察
- ビスマス(III)標準溶液によるアルミニウムのEDTA滴定
- フッ素イオン電極と塩化アルミニウム分解を利用する無機化合物中フッ素の迅速分析
- 銅(II)イオン選択性電極を用いる清酒中のアミノ酸の簡易定量
- 2-(2-チアゾリルアゾ)-4-メチル-5-スルホメチルアミノ安息香酸を用いる銅,ニッケル,コバルトの高速液体クロマトグラフィー
- TAR-亜鉛錯体の生成定数とその金属指示薬としての応用
- フッ素イオン電極による無機フッ化物の迅速分析 : ベリリウムのマスキング及び試料の分解
- フッ素イオン電極を用いるフッ素イオンの定量 : 有機溶媒による感度の増加
- 1,10-フェナントロリンによるフェロシアン化物イオン及びフェリシアン化物イオンの吸光光度定量
- 2-(2-イミダゾリルアゾ)フェノール類の合成と金属指示薬としての応用
- 液状イオン交換体最近の進歩
- 高分子量アミン(液状陰イオン交換体)の分析化学への応用
- フルオロリン酸カルシウムとしてのフッ素の重量分析法
- ホウ酸半融法によるアルミナ質材料中の酸化カルシウムの定量
- マグネシアクロム質耐火物の共同分析結果と分析法
- 金属指示薬及び金属の光度定量試薬としてのキシレノールオレンジ及びセミキシレノールオレンジの検討
- 1-(2-ピリジルアゾ)-2-ナフトール(PAN)によるコバルト共存中のニッケルの比色定量
- ケイ酸塩分析のむずかしさ
- 総論
- 銅の金属指示薬としてのo-(2-チアゾリルアゾ)-フェノール類の研究
- PANおよびその類縁体を指示薬とし,銅(II)標準溶液によるアルミニウムのEDTA滴定
- 臭化セチルトリメチルアンモニウムの存在下エリオクロムシアニンRによるウラン(VI)の吸光光度定量
- ヨウ化銅膜電極の特性とその応用
- ビスマスを指示電極として用いるキレート滴定の研究
- 銀電極を用いるマグネシウムと共存するカルシウムのキレート滴定
- 二酸化マンガンを指示電極として用いるキレート滴定の研究
- 銅電極電位差滴定によるキレート滴定の研究
- 鉄(III)-鉄(II)系を電位指示薬として用いるキレート滴定の研究
- 過酸化水素とオキシンによるチタンの紫外部吸光光度定量
- 液状イオン交換体最近の進歩
- 高分子量アミン(液状陰イオン交換体)の分析化学への応用
- 無機含フッ素試料の分解方法
- フッ素含有試料の高温加水分解
- フッ素イオン選択性電極を用いるフッ素イオンの定量法 : アルミニウムのマスキングおよびガラス分析への応用
- 高分子量のアミンによるスズと鉛の抽出分離 : 高分子量アミンによるイオン交換抽出の研究(第9報)
- ポーラログラフ法によるリン酸の定量
- コバルト中の微量ニッケルの分離定量
- ポーラログラフによるフェロマンガンおよびマンガンスラッグ中のマンガンの迅速定量法について
- EDTAを用いるコバルトのポーラログラフ分析法